【就職面接対策にはボイストレーニングが効きます】

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こんにちは

堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール

アマートムジカ校長の司拓也です。

 

1年の中でもっとも多く

大学生さんが1日修得ボイストレーニングを受講されるのが、2月〜6月です。

就職課の模擬面接で声に関する注意を受けた、

受けども受けども面接に通らない。それがきっかけです。

 

模擬面接を受けても、

「声が小さい」「こもっている」「元気がない」

「もっとゆっくり話して」「もっと落ち着いて」

などなど、様々なアドバイスをうけるとのことです。

しかし具体的な解決策がみつからず。教えてももらえません。

 

過去、大学からの依頼で、筑波大学、岡山大学、明治大学ほかで

面接対策のボイストレーニングをさせていただきました。

 

そうした場合は、

1回20名、多い時は200名程度で、

一斉にボイトレをさせていただくのですが、

大学側がそういった講座を用意していない場合、

個人で申し込まれてくるのです。

 

そんな中、先日、嬉しいお知らせをいただきました。

立命館大学に在学中の生徒さんが、銀行から内定をいただいたとのこと。

 

この方は、21歳の女性で、金融機関への就職を目指すものの、

「今の声では幼い、元気がなくて面接官にいい印象を与えない」

と感じて受講されました。

 

 

就職面接は、何を話すかより、どんな声で話すか

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これは実際に人事担当者に聞いた話です。

面接官は、

受験者たちがどんな返答をしてくるか

なんてほとんど聞いていないそうです。

 

なぜなら、誰にどんな質問をしても、

ある程度まで面接が進めばマニュアル通りの答えしか返ってこないので、

話の内容で差がつかないからだそうです。

 

では面接官は何を基準に合否を決めているのでしょうか?

 

 

面接では声から人となりを判断されている!

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面接官は受験者の声で、合否を決めています。

声には本人のやる気やエネルギー、素直さ、誠実さが現れます。

そこから浮かび上がる受験者のイメージが、

企業が求める人物像と合致すれば合格となります。

 

もちろん声さえ良ければ合格ということにはなりません。

ただ、立派なことを話していても、声に熱意、やる気が感じられないと、

面接官には「作っている」と見破られてしまうのです。

 

想定問答集をつくって繰り返すのも有効ですが、

まずは、「この人と一緒に働きたい!」と思ってもらえるような

「信頼される声」が出せるようになること。

それが厳しい就職試験を勝ち残る武器となります。

 

前述の立命館大学の学生さんも、以前は幼い子供のような、頼りなさげな声だったそうです。。

大学主催の模擬面接で、就職課の職員さんに

「もっと、元気で頼り甲斐のある、信頼できる声で話して」

と言われたそうです。

 

しかし、その方法がわからず何とかしたいと思い、

アマートムジカの1日修得ボイストレーニングレッスンを受講されました。

確かにレッスン前の声は、

可愛らしいけれど、金融機関に勤めるには少し子供っぽく、信頼されにくいお声でした。

 

その際行ったのが「声に響きを持たせるトレーニング」でした。

名付けて「べえべえ発声法」です。

 

 

信頼される声を出す方法「べえべえべえ発声法」

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甲高い声、子供っぽい声になりがちな方に多い癖は、

アマートムジカ ボイス&メンタルトレーニングスクール 東京・大阪・横浜・名古屋

喉や舌に力が入っている事です。

頭蓋骨や、胸骨に響く低音の声を出すには、

喉や舌をリラックスさせ、上半身全体を緩ませることが大切です。

 

そんな時にオススメなのが「べえべえ発声法」です。

 

べべべ発声法イラスト

『人前であがらず話せる「1分声トレ」』(司拓也著 世界文化社)より

https://www.amazon.co.jp/dp/4418166017

 

 

上下の唇でふわっと舌を挟み、「べえ」と発声します。

次に、話したい内容を「べえ」で読み進めます。

例えば、

 

例)こんにちは。司拓也です。

の場合は、

べえべえべえ べえべえべえ べえべえべえべえ

 

と2回発声し、

その直後に、「べえ」を発声る際の、舌や、喉の感覚を維持したまま

「こんにちは。司拓也です。」と発声します。

繰り返すうちに、落ち着きや、信頼を感じさせる、

響きのある声が出せるようになります。

 

 

まとめ

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先の学生さんには、

響きのある信頼感を高める響きのある声の出し方、

通る声でエネルギー、元気を感じさせる声の出し方、

などを身につけていただきました。

 

結果、銀行だけでなく、その他受験した会社のほぼ全て合格しているとのこと。

そんな話を聞くととっても嬉しいですね。

私自身、就職面接にはとても苦労しました。

いまこうして就活生の力になれていること、とても嬉しく感じています。

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司 拓也

アマートムジカ 東京本校/大阪校 校長
話す声 チーフトレーナー

声だけでなくメンタルから体の不調までを整える、オリジナルの「声トレ整体」を通じて、あがり症、話し方の悩みを解消するメソッドを確立。1回のレッスンで解決するその手法は、受講者から「司マジック」「ボイトレ界のブラックジャック」ともよばれ、レッスン・企業研修後のアンケート調査では改善率・満足度ともに99%を超える。

今まで、一般のビジネスパーソンから、アナウンサー、政治家、教師など、3,000人以上を指導。企業研修、教育期間での講演のほか、著者としても活躍。テレビや新聞でも取り上げられる。「声の教育」が学校教育・企業教育で普及し、コミュニケーションやメンタルで悩む人が自信をもって生きられるよう、日々奔走する。

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