緊張してしまい声が出なくなってしまう人の共通点とは?
こんにちは。アマートムジカ専任講師のキャサリンです。
何をするにも身体が資本とは言います。
しかし、言葉でわかっていても、
実際はそこまで気にかけなかったりするものです。
でも、身体からの気づきって結構大きいんです。
緊張してしまう、そんな自分が嫌だった
今回の生徒さんKさんは、
「話す時に緊張してしまう自分が嫌!」
という方です。
緊張が原因で、
「声が安定して出ない」
「何を言っているのかわからない」
といわれるのがお悩みでした。
ちゃんと話せるようにいつも気を張っていて、
「週末や季節の変わり目では疲れてやる気が起きなくなってしまう。」
そんなKさんは、
確かに、話している姿は落ち着きがなく、
表情も元気がなさそうでした。
身体の緊張は、心の緊張に直結します。
身体が感じる感覚は、潜在意識(無意識)と深く結びついています。
心理学では、脳の働きの97%は、
潜在意識の支配下にあるとされています。
身体が緊張して固くなっていると、
潜在意識はもろにその影響を受けます。
身体から、心は変わる!
従って、身体をいかにして緩めるか、がポイントになります。
そこで、ボイストレーニングのレッスンに入る前に、Kさんの身体ほぐしを行いました。
はい。
やはり、カッチカチです。
特に背中と顎。
まずは背中からほぐしていきます。
アマートムジカのオリジナル身体ほぐしメニューです。
古武術を取り入れているので、効果は抜群。
Kさんの身体は、あまりに固くなっていたため、ほぐす度に
「いたたたた!!」
と悲鳴が上がります。
ちょっとした試練ではありましたが、
猫背で丸まっていたのがまっすぐになり、
肺が広がり、息を吸うのが楽になりました。
深呼吸をすると、その差がよくわかります。
より多くの量の息が吸えるようになり、気分がすっきりします。
顎も、「いったいですね~」
としみじみ凝りを実感してもらいなが、ほぐしていきます。
最初は指一本開くか開かないかだった口が、
2本入るまでに開くようになりました。
Kさんの表情がパッと明るくなりました。
結果、背筋がまっすぐ伸び、
目がパッチリと見開き、
さまよっていた目線が「バシっ」と合うようになりました。
満面の笑顔がまぶしいほどでした。
もちろん、声も大きく変わりました。
呼吸しやすくなった分、ノドが開いて、声が前に出るようになりました。
口が大きく開いて、声がはっきり聞こえます。
すぐ緊張してしまう、と考えるその前に……
自分はメンタルが弱い、すぐ緊張する、と自分をダメ出ししている方。
身体をほぐすためには、
アマートムジカでやっている丹田呼吸法のレッスンを受けるのも効果的です。
丹田呼吸についてはこちら
↓↓↓
私も定期的に行っていますが、
パソコンを使った後や疲労が溜まっているときには、
あまりの痛さに「ギャーーー」と笑うしかない状況に陥ります。
でも、終わると気持ちがすっきり、声もすっぱり出るわけです。痛いけど。
身体を常に柔らかくすることで、心も柔らかく、健康に、保っていきたいですね。
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