【「呼んでも気づいてもらえない」「声が通らない」を解消!!技術不要のボイトレ、その名は「歯に穴」】

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こんにちは。アマートムジカ専任講師のキャサリンです。

 

「うまく声が出ないな」と悩んでしまうのは、

歌を歌うときだけでなく、

日々の生活シーンの中でも体験します。

 

声のお悩みで意外と挙げられることが多いのが

「お店で店員さんに呼び掛けても気づいてもらえない」

という悩みです。

 

「すみません!の一言を何度も大声で叫んでのどが痛くなった」

「何度も呼び続けたが、結局、店員さんが近くに来た時にしか気づいてもらえなかった」

などなど…

 

ちょっとしたことながら、

毎回毎回積み重なると

 

「また気づいてもらえなかった…」

 

と結構ヘコんでしまうんですよね。

 

そんな方向けに

声が遠くまで通り、呼びかけた相手に気づいてもらえる

芯のある声を出すためのテクニックをお伝えいたします。

 

 

なぜ私の声は通らないのか!?

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自分が通らない声で苦労している一方、

「この人の声よく通るなあ…」

「聞きやすい声だなぁ」

なんて方もいますよね。

 

そう言った方は、声を出すのに無理をすることなく、

かつ、聞いていて

「心地いいなぁ」と感じる、

そんな声を持っていらっしゃいます。

 

では、そんな人とあなたの声の出し方の違いは何なのか?

一言でいえば

 

「出た声がどこへ飛んでいくか」のイメージができているかどうか

 

なんです。

 

前回もお伝えした通り、

声を出す時のイメージは、

声質、つまり聞く相手にどんな印象を与えるかを大きく左右します。

 

前回の記事

「歌手のような歌声で、カラオケの得点アップ!!

あなたもカラオケの主役に!声質を変えて歌が上手くなる秘密の方法とは?」はこちらから

↓↓↓

 

「なんだそりゃ?」「そんなの意識したことないよ」

という方は一度お店で店員さんに対して

どのように声をかけたかについて

思い出してみてください。

 

「大きく声を拡げよう」

そんなイメージで出していませんか?

 

実は、そのイメージで声を出すと、

声はまとまりなくあちらこちらに散らばってしまいます。

 

声が散らばっていると、届けたい相手の方は

自分に向けて呼びかけられているのかがわからないのです。

 

それよりも、

「届けたい相手に向けて声を集めて飛ばす」

 

そんなイメージで声を出したほうが、

相手は自分に向けて呼びかけられていると気づくことができます。

 

 

芯のある声が飛んでいく。カギは「歯に穴」!

070311では、声が通らないとお悩みの方に、

通る声になるためのボイトレ方法をお伝えします。

 

とは言っても、専門的な技術は全く必要ありません。

やることは、自分の声に対するイメージをちょっと変えるだけです。

 

1.上の前歯の付け根に小さな穴が開いているイメージをします。

2.その穴から声が「上に弧を描いて遠くへ飛んでいく」

イメージをしながら声を出していきましょう

(ブログ内に載っている「びっくりスローモーション」や

「水ジャージャーのイメージ」で声を出してください)

びっくりスローモーションについてはこちら

↓↓↓

【歌が上手くなる方法とは? アマートムジカオリジナル「びっくりスローモーション」】

 

 

水ジャージャーについてはこちら

アマートムジカ ボイス&メンタルトレーニングスクール 東京・大阪・横浜・名古屋

↓↓↓

【あがり症を克服するための方法「水ジャージャーとは?

話し方を学ぶ前に「丹田」を使いこなす!】

これだけです。

歯の穴から声が飛んでいく、

そんなイメージをすることで、

今まで散らばっていた声が一点に集まって

芯のある、通る声になっていきます。

 

この時、イメージをする上で重要なポイントがあります。

声を届けたい相手を

飛び越えて遠くへ飛んでいく」

そんなイメージをすることです。

歯に穴イラスト

相手に声を届けようと考えている人は、

相手の顔や胸元めがけて声を飛ばしていることが多いです。

 

しかし、そのイメージですと、

相手に声が届く前に声が落っこちてしまうのです。

声がこもってしまい、声のトーンも落ちて暗くなります。

相手に暗い印象を与えてしまうのです。

 

声を届けたい相手を包み込むように、

弧を描いて飛んでいくイメージをすることで、

聴いている相手は「気持ち良い声に包まれている」

と感じて明るい印象を与えることができます。

 

 

呼びかける声から「伝わる声」への変化を実感しよう

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呼びかけた声に返事がもらえる。

 

たったそれだけながら、

通じた、気づいてくれたという嬉しさは

自分の声に自信を持つための

大きな一歩となります。

 

最初はたった一言だけでもOKです。

どんな風に声を届けるか、

イメージした時の声の違いを

日々感じながらやってみましょう。

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キャサリン

岡野麻紗子(愛称:キャサリン) 子供の頃から歌が大好きで、歌うことの楽しさを伝えたいとボイストレーナーを目指す。しかし、いざ舞台に立ってみると、思ったように声が出せず悩んでいた。そんな時、堀澤式発声法に出会い、無理なく楽しく歌えることの素晴らしさを体感する。4年前からコーラスグループで活動し、毎年開催されるライブやイベントで、メインボーカルやバックコーラスを務める。2014年には、ブルーノート名古屋、JZBrat東京で堀澤麻衣子のバックコーラスを経験するなど活躍している。

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