【あがり症を克服するための方法「水ジャージャー」とは? 話し方を学ぶ前に「丹田」を使いこなす!】
こんにちは。アマートムジカ専任講師のキャサリンです。
人前で歌を歌うことになって、
何度も何度も練習し、
「これで大丈夫!!」と臨んだ本番。
しかしいざ歌おうとした時、
「ちゃんと歌わなきゃ…」
「ここ間違えないようにしなきゃ…」
と思い、緊張してくる。
胸が苦しくなり、出てきた声がいつもと違う。
「練習した時はできたのに、どうして?」
あがり症ゆえに本来の実力を発揮できない。
とても悔しいですよね。
本番であっても、緊張することなく
普段通りに歌えたら……。
そう願うあなたのために、今回は、
どんな時でもあがることなく、
腹を据えて物事に臨めるようになる
「丹田」を使いこなし、心を安定させる方法
をお伝えしていきます
「丹田」ってそもそも何?
「丹田」という言葉自体は
武道を嗜む人や、スポーツをしている人なら
聞いたことがあるのではないかと思います。
あがり症の人なども、心を律する方法として
調べたことがあるかもしれませんね。
丹田とは一体何かというと
「身体の中心部分となる場所」のことです。
具体的には
「へそ下指三本分のところを前後に通っている棒」と、
「腰骨の出っ張っている部分を左右に通る棒」
が交わるところです。
身体の表面ではなく、内部。まさに中心部分です。
ここに身体の重心が集まることで、
いわゆる「腹を据える」「肝が据わっている」
というような、ぶれない心を作ることができます。
じゃあどうやって丹田に重心を集めるのか?
そもそも重心が集めろといわれても、
それがどういう状態かわかりませんよね。
その疑問を解決する方法が
「水ジャージャー」
アマートムジカ独自のボイストレーニング法です
腹がすわり、心が安定する「水ジャージャー」のやり方
では、そのやり方をお伝えします。
1.腰の後ろに「フレッシュなお水」が入ったタンク
をイメージします。
2.そのイメージのまま、
お水が全身を巡って身体の外へ流れていくようにしていきます。
上半身は、
腰→背骨→両肩→両腕→両手の指先→身体の外へ。
下半身は、
腰→お尻→両太腿→両ふくらはぎ→両足の踵→身体の外へ。
3.滝のような勢いの水が、身体を洗い流していくようにイメージをしていきます。
※動画で見たい方はこちら
http://amatomusica.com/small-voice
身体中をお水が流れるイメージをすることで、
余計な緊張が抜けていきます。
すると、身体中に分散していた重心が一点に集まります。
その一点が「丹田」です。
丹田に重心が集まると、
身体が最も安定した状態になります。
自分の身体の状態を知りたい場合は、
動画でやっているように、横から押してもらいましょう。
一回だけぐいっと、ゆっくり押してもらってください。
力を入れて踏ん張っていないのに、
ビクともせずその場に止まれるかと思います。
身体の安定感は、そのまま心の安定感に繋がります。
ブレることのない心、腹を据えて物事に臨む心が
自然とできていくのです。
どこでもできる「水ジャージャー法」であがり症を克服
変化を感じた後は、
日常でもイメージを続けていきましょう。
丹田に重心が集まった状態が定着し、
意識しなくても常に腹が据わった状態になっていきます。
気が付いたらあがり症が気にならなくなっているでしょう。
この水ジャージャーは、場所を選ばず
いつでもどこでもイメージングできます。
立ってさえいればできるので、
日常の中に組み込むのはとても簡単です。
緩んだ身体と心を定着させて、
どんな時でも普段と同じ、ブレない心を、
水の流れで気持ちよく作ってみてくださいね。
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