【声帯を鍛える5秒筋トレで強い声になる】
こんにちは。堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール アマートムジカ
<歌コース>トレーナーのキャサリンです。
のどや声帯に負担を掛けることなく、通る声で歌えるようにするためには、
身体の余計な力をかけず、リラックスした状態を作ることが重要です。
そのための発声法を、レッスンやこのブログの中でも
色々とお伝えしてきました。
しかし生徒さんから、
「力を抜くだけじゃなくて、鍛える方法ってないの?」
と質問されることもあります。
より高みを目指すために、
歌い方を洗練させていきたいという強い思いがありますね。
実はそんな人向けに、とっておきの方法があります。
それが今回お伝えする
「声帯を鍛える5秒筋トレ」です。
どんな時でも最高の声を出したい!
寝て起きたばかりの時、
身体を動かそうとしても動きが鈍いことってありませんか?
そういった時、身体を本調子に戻すために、
軽く体操をしたり、ちょっとした運動をして、
ウォーミングアップをします。
同じようなことは声帯にも起こります。
起きたばかりの時や、
事前に練習ができず、突然歌うことになった時など、
普段通りに声が出せず、歯がゆい思いをした方も多いでしょう。
では、そういった時にどうすればいいか?
身体と同じように、声帯もウォーミングアップをする方法があります。
やり方はとっても簡単です。
口を開けて、こんな風にのどを鳴らしてみてください。
のどを鳴らしている時、声帯同士が軽くこすれ合っています。
この動きによって声帯周囲の筋肉を鍛えることができ、
疲れにくく精密な動きのできる、
強い声帯にすることができるようになります。
音量や音程のコントロールもしやすくなり、
イメージ通りの声をすぐ出せるようになるのです。
練習するときは次のポイントに注意
デモ音源を聞いて「のどが痛くなりそうだな……」
と思った方もいらっしゃるかと思います。
もちろん、このボイトレでのどを傷めることはありません。
きちんと効果を出すために、
次にあげるポイントをチェックしながらやってみてください。
1.音量は必要ない
このボイトレでは声を出す必要はありません。
必要なのは、声帯同士が触れ合う感覚を感じることです。
息を吐きすぎて「のどを鳴らす音」が「声」になってしまうと、
声帯が触れ合う感覚が分からなくなります。
のど仏を触って、わずかに振動を感じるくらいで十分です。
2.呼吸は止めない
吸った息を止めてからのどを鳴らそうとすると、
のどの周辺に緊張が入ります。
緊張した状態でこのボイトレを行おうとしても、
のどを傷めるだけになってしまいます。
息の量は声を出す時の5%くらいでOKです。
呼吸のスピードは声を出す時の半分で行いましょう。
3.あごの緊張をほぐす
口を開けた時にに下あごが動かし辛い人は、
あごの筋肉が凝り固まっています。
この状態だと声帯周囲に余計な緊張が入り、
音を安定して出すことができません。
また、のどを傷める原因にもなります。
顎のもみほぐしを行って、緊張を解いてから行ってください。
※顎のもみほぐしについてはこちら
↓↓↓
※動画で確認したい方はこちら。
これらのポイントを踏まえて、
歌う前、話す前に5秒間だけやってみてください。
声がすぐに通るようになるのを実感できるかと思います。
歌唱力のさらなる向上に、お役立てくださいね。
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歌い続けると喉に痒みがあり困ってました。
北野さん
コメントをいただきありがとうございます。
このボイトレは、のどに負担をかけることなく、
声帯の動きが精密にコントロールできるようになります。
安定した音程で、伸びる声になっていきますので、ぜひ続けてみてください。