【声帯を鍛える5秒筋トレで強い声になる】

1fe8d5a158dec2d89bf22351399231a9 S

こんにちは。堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール アマートムジカ

<歌コース>トレーナーのキャサリンです。

 

のどや声帯に負担を掛けることなく、通る声で歌えるようにするためには、

身体の余計な力をかけず、リラックスした状態を作ることが重要です。

 

そのための発声法を、レッスンやこのブログの中でも

色々とお伝えしてきました。

 

しかし生徒さんから、

「力を抜くだけじゃなくて、鍛える方法ってないの?」

と質問されることもあります。

 

より高みを目指すために、

歌い方を洗練させていきたいという強い思いがありますね。

 

実はそんな人向けに、とっておきの方法があります。

それが今回お伝えする

「声帯を鍛える5秒筋トレ」です。

 

 

どんな時でも最高の声を出したい!

93a3e934e8e0a8f0fbf1cbd9b64b4d9c_s

寝て起きたばかりの時、

身体を動かそうとしても動きが鈍いことってありませんか?

 

そういった時、身体を本調子に戻すために、

軽く体操をしたり、ちょっとした運動をして、

ウォーミングアップをします。

 

同じようなことは声帯にも起こります。

起きたばかりの時や、

事前に練習ができず、突然歌うことになった時など、

普段通りに声が出せず、歯がゆい思いをした方も多いでしょう。

 

では、そういった時にどうすればいいか?

身体と同じように、声帯もウォーミングアップをする方法があります。

 

やり方はとっても簡単です。

口を開けて、こんな風にのどを鳴らしてみてください。

 

のどを鳴らしている時、声帯同士が軽くこすれ合っています。

この動きによって声帯周囲の筋肉を鍛えることができ、

疲れにくく精密な動きのできる、

強い声帯にすることができるようになります。

 

音量や音程のコントロールもしやすくなり、

イメージ通りの声をすぐ出せるようになるのです。

 

 

練習するときは次のポイントに注意

e31af1f6ba2d0b2244722a4b320d07d6_s

デモ音源を聞いて「のどが痛くなりそうだな……」

と思った方もいらっしゃるかと思います。

 

もちろん、このボイトレでのどを傷めることはありません。

きちんと効果を出すために、

次にあげるポイントをチェックしながらやってみてください。

 

1.音量は必要ない

このボイトレでは声を出す必要はありません。

必要なのは、声帯同士が触れ合う感覚を感じることです。

息を吐きすぎて「のどを鳴らす音」が「声」になってしまうと、

声帯が触れ合う感覚が分からなくなります。

のど仏を触って、わずかに振動を感じるくらいで十分です。

 

2.呼吸は止めない

吸った息を止めてからのどを鳴らそうとすると、

のどの周辺に緊張が入ります。

緊張した状態でこのボイトレを行おうとしても、

アマートムジカ ボイス&メンタルトレーニングスクール 東京・大阪・横浜・名古屋

のどを傷めるだけになってしまいます。

息の量は声を出す時の5%くらいでOKです。

呼吸のスピードは声を出す時の半分で行いましょう。

 

3.あごの緊張をほぐす

口を開けた時にに下あごが動かし辛い人は、

あごの筋肉が凝り固まっています。

この状態だと声帯周囲に余計な緊張が入り、

音を安定して出すことができません。

また、のどを傷める原因にもなります。

顎のもみほぐしを行って、緊張を解いてから行ってください。

 

※顎のもみほぐしについてはこちら

↓↓↓

 

※動画で確認したい方はこちら。

【滑舌が悪い】3つの原因と対策・トレーニング方法

 

これらのポイントを踏まえて、

歌う前、話す前に5秒間だけやってみてください。

声がすぐに通るようになるのを実感できるかと思います。

歌唱力のさらなる向上に、お役立てくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メルマカバナー

キャサリン

岡野麻紗子(愛称:キャサリン) 子供の頃から歌が大好きで、歌うことの楽しさを伝えたいとボイストレーナーを目指す。しかし、いざ舞台に立ってみると、思ったように声が出せず悩んでいた。そんな時、堀澤式発声法に出会い、無理なく楽しく歌えることの素晴らしさを体感する。4年前からコーラスグループで活動し、毎年開催されるライブやイベントで、メインボーカルやバックコーラスを務める。2014年には、ブルーノート名古屋、JZBrat東京で堀澤麻衣子のバックコーラスを経験するなど活躍している。

This Post Has 2 Comments

    1. 北野さん
      コメントをいただきありがとうございます。

      このボイトレは、のどに負担をかけることなく、
      声帯の動きが精密にコントロールできるようになります。
      安定した音程で、伸びる声になっていきますので、ぜひ続けてみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です