【地声を高くする方法 まとめ】

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こんにちは。堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール アマートムジカ

<歌コース>トレーナーのキャサリンです。

 

ボイストレーニングをする生徒さんが目指すゴールの中で、

一番多いのは、

「高い声を出せるようになりたい」です。

 

近年の歌は求められる音域が高く、

自分の音域が届いているかを気にされる方が多いのですね。

 

しかし、ただ単に音域が届けばいいというわけではありません。

より質の高い歌を歌うために、

「低音域と同じように、地声の太く芯がある声で歌いたい」

と皆さんが思うものです。

 

そのためのコツは生徒さんごとに多種多様なものがあります。

それぞれに違う歌い方の癖があり、

癖を解消するアドバイスも人によって適した方法が変わるからです。

 

今回は、地声で高い音域を出すための基本的な発声方法や、

レッスンを通して発見した、歌い方の癖の解消法を紹介いたします。

 

地声で歌うための基本テクニック

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まずは、アマートムジカの発声法の根幹部分となっている

「3つのポイント」についてです。

低音域だろうと高音域だろうと関係なく、

この3つの発声法を順番に行っていけば、声は出るようになります。

言い換えれば、低音域と同じように高音域も歌えるようになります。

 

「高音域でもを安定して大きな声を出せるようにしたい」

とお考えの方は、こちらの「腰グルグル」を行ってみてください。

高音域でも息を太く、多く吐けるようになり、声が安定します。

 

「どんな時でも即座に声を出せるようになりたい」

「オクターブの差があるキーも楽に歌えるようになりたい」

という方は、こちらの声帯を鍛えるボイトレがお勧めです。

 

 

声が出ない時に。良く出てくる癖と対処法について

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次は、「声が上手く出ないな」と感じる時にチェックしていただきたい、

「歌い方の癖」とその対象法についてです。

 

最近来られる生徒さんで、毎回必ずと言っていいほど

「顎周辺の筋肉の緊張」が癖になっている方がいらっしゃいます。

やろうと思って力を入れているのではなく、

普段の生活や習慣の中で、無意識の内に緊張してしまっているのです。

アマートムジカ ボイス&メンタルトレーニングスクール 東京・大阪・横浜・名古屋

 

下顎が緊張していると、その緊張が首や声帯周囲に伝わり、

声を出す時に声帯に常に負担がかかってしまっています。

滑舌も悪くなり、言葉が不明瞭になって歌い辛くなる原因にもなります。

 

こちらの記事で、緊張を取るための方法を掲載しています。

 

こちらのページでは動画で、あごや舌のほぐし方を実演しています。

【滑舌が悪い】3つの原因と対策・トレーニング法

 

また、声帯や口周りだけでなく、体感や脚が緊張している場合でも、

吐く息が安定できず、へろへろの声になったり、裏返ったりします。

3つのポイントの一つである「水ジャージャー」のイメージは、

歌う時だけでなく、普段の身体の状態も、

リラックスさせて、安定感を与えてくれます。

こちらの記事を参考に、よりイメージを深めていってください。

 

 

このように、地声の音域を高くする方法も様々なものがあります。

自分の声の出し方をチェックしながら、

「これ使える!」と思ったものはどんどん取り入れてみてくださいね。

 

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キャサリン

岡野麻紗子(愛称:キャサリン) 子供の頃から歌が大好きで、歌うことの楽しさを伝えたいとボイストレーナーを目指す。しかし、いざ舞台に立ってみると、思ったように声が出せず悩んでいた。そんな時、堀澤式発声法に出会い、無理なく楽しく歌えることの素晴らしさを体感する。4年前からコーラスグループで活動し、毎年開催されるライブやイベントで、メインボーカルやバックコーラスを務める。2014年には、ブルーノート名古屋、JZBrat東京で堀澤麻衣子のバックコーラスを経験するなど活躍している。

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