【カラオケで高得点を取るコツとは? 抑揚編】
こんにちは。堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール アマートムジカ
歌コーストレーナーのキャサリンです。
前回投稿した「カラオケで高得点を出すコツ 音程編」ですが、
おかげさまで多くの方にご拝読いただきました。
カラオケの採点方法には、やはりみなさん苦戦されているようですね。
今回は、音程の次に重要な「表現力」、
その中でも特に「抑揚」についてお話していきます。
得点に伸び悩む皆さんのお力になれば幸いです。
表現力の項目は、
・抑揚
・しゃくり
・こぶし
・フォール
という種類に分かれています。
このうち、ほとんどの比重を占めているのが抑揚です。
抑揚は言い換えれば音の強弱の変化です。
1曲を通してコンスタントに音の強弱がついていると、
表現力があるとみなされ高得点に繋がります。
1.機械が計測する範囲に注意する
まず、重要なポイントが一つあります。
それは、
「抑揚の変化の幅は「歌全体」ではなく、「一画面に表れるフレーズごと」に計測している」
ということです。
「Aメロは小さく入って、その分サビは大きくして――」と
歌うのではなく、
1曲を通して、1画面毎、コンスタントに
音量の強弱を入れるということです。
そのため、1画面に収められたフレーズが、どこからどこまでなのか、
調べて記録する必要があるのです。
カラオケの画面を見ながら、歌詞カードにチェックを入れてみてください。
また、採点画面の表現力の折れ線グラフの丸をみると、
抑揚がうまく付けられた部分とそうでない部分を知ることができます。
抑揚がしっかりと付けられた部分は水色の丸、
あまり付けられなかった部分は赤い丸で表示されます。
ただし、1つの丸に相当する部分は、必ずしも1画面とは限りません。
1画面もしくは2画面になります。
赤丸の部分が曲のどの部分になるかを調べて、
強弱を付けるようにすると点数アップにつながります。
2.機械が高得点を出すパターンを探る
1画面ごとに移るフレーズの範囲がわかったら、
その中で音の強弱をつけて歌っていきます。
ですが、いくら変化の幅が重視されているといっても、
無秩序に強弱をつければいいわけではありません。
カラオケ機械には、1画面の中で、
どこのフレーズに強弱をつけると高得点につながるかが決まっています。
次は、そのフレーズを見つける作業に入るわけです。
1画面の中で、大きく歌う部分と小さく歌う部分を決めていきます。
どのようにやるかと言いますと、
予め強弱をつけるフレーズを決めておいて、
そこの強弱を普通に歌うよりも大げさにつけて歌います。
そして、抑揚の項目の評価を確認します。
強弱を付けるフレーズを少しずつ変えながら、
どのパターンで歌えば一番評価が上がるかを調べていきましょう。
パターンを発見したら、強弱の変化が自然になるように歌い方を調節して下さい。
サビのように盛り上がる部分が長く続く場合でも、
その中に強弱を付ける必要がありますし、
Aメロなど、逆に静かな区間が続く場合にも強弱を付ける必要があるので、
意識的に練習してみてください。
3.マイクを離すのはあり? なし?
音量を調節するのに一番手っ取り早いのが、
マイクと口の距離を調節することです。
ですがこれは、「マイクが声そのものを拾いにくくなる」というデメリットがあります。
正確な音程がわかり辛くなるのは、
音程が採点の最重要項目となるカラオケでは避けたほうがいいでしょう。
音量を上げるためのテクニックとしては、
こちらの「腰グルグル」を使ってみてください。
音程と抑揚、この2つが強化されれば、
カラオケは高得点がぐんと取りやすくなります。
ぜひ、みなさんが好きな歌にも応用してみてくださいね。
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