【カラオケで高得点を取るコツとは? ビブラート編】

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こんにちは。 堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール アマートムジカ

歌コーストレーナーのキャサリンです。

 

今回お届けするのは、ご好評いただいている、

「カラオケで高得点を出すコツ」シリーズ第3弾

「ビブラート編」です。

 

ビブラートというのは一言でいえば「音の揺れ」です。

音程や音量を一定の幅で揺らすことで、

感情の動きを感じさせたり、余韻を生むことができます。

 

カラオケで高得点を狙う場合も、このビブラートは

外せない要素となっています。

 

では、どんな点に気をつければいいかをお伝えしていきます。

 

 

「良いビブラート」を分析しよう

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1.ビブラートの種類を知る

 

まず最初に確認しておくべきは

「ビブラートの種類」です。

 

カラオケ機材は、音程の振幅をかなり精密に判定します。

その判定によって、実は多様な種類に分けられています。

点数が出た後の分析結果の画面で、

ご自身のビブラートタイプを知ることができます。

カラオケビブラート編参考図

右下にある「波形 B−2 ボックス形」と表記されている部分が

ご自身が歌ったときのビブラートのタイプになります。

 

他にもA~Hの8種類のタイプがありますので、

下記、DAM☆とも精密採点のページで

カラオケ機器が判定するビブラートのタイプをご確認ください^^

https://www.clubdam.com/membership/import/marking/vibrato_description.html

(引用:DAM☆とも精密採点 歌唱タイプとは? より)

 

ビブラートタイプは,

A→B→Cの順に遅く(周期が長く)なり、

1→2→3の順に深く(振れ幅が大きく)なります。

速いビブラートより遅いビブラートの方が、

波形を整えるのが簡単なため,採点上有利です。

同様に,浅いビブラートより深いビブラートのほうが有利です。

 

このうちの「ボックス型」特にB-2やB-3が高得点に繋がりやすいです。

つまり、音程の振れ幅が一定に保たれていると高い得点が取れます。

 

Aのように振れ幅が短い、いわゆる「ちりめんビブラート」だと、あまり得点は取れません。

D~Hのような、音程や振れ幅が一定ではないビブラートも、得点につながりません。

声を緊張で震わせるのではなく、

リラックスした状態で声を出して、ゆったりとした揺れを目指しましょう。

 

 

2.機械が検知できるビブラートをかける

 

第2に、「機械が“これはビブラートだ”と検知するビブラートをかける

ことが重要です。

 

どういうことかと言うと、

下記の3つは機械がビブラートと検知しない可能性があります。

(1)ビブラートをかける時間が短か過ぎる

(2)小刻みなビブラート

(3)浅いビブラート

機器はビブラートと検知しないだけでなく、「安定性に欠ける」と判断してしまいます。

これは、とてももったいないですよね!

 

この場合は、次の3つに注意してみてください

(1)最低でも1秒はビブラートを伸ばしておく

(2)タイプBのビブラートになるよう、振れ幅が一定で長めを意識する

(3)深めのビブラートを意識する

これらを意識して頂くと、得点につながっていきます!

 

3.「ビブラートとロングトーンの関係」を知る

 

ロングトーンは,同じ音程で音を伸ばした箇所で、

その音程(ピッチ)が正しかったかを見ています。

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そのため「ビブラートをかけた箇所はロングトーンの採点対象外」になります。

逆もしかり「ロングトーンで伸ばした箇所はビブラートの採点対象外」になります。

 

ながーく伸ばす部分では、

まず、一定の音程で真っ直ぐ伸ばし(ロングトーン)、

その後、ビブラートをかけるようにすると、

ロングトーンとビブラートの両方の得点をゲットすることができます。

 

 

うっとりするビブラートを目指して

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これらの点を踏まえて、こちらのページに乗っている手順で

ビブラートの練習をしてみてください。

 

 

ポイントは

1.のどや身体の緊張がないこと

2.息を安定した量で吐けていること

この2つです。

特に、身体の緊張が強いと「ちりめんビブラート」になりがちになるので

身体のリラックスができてからビブラートの練習に入るといいでしょう。

 

これらの点を踏まえて、

カラオケ機器も一緒に歌を聞く人もうっとりするような、

気持ちいいビブラートを目指してみてくださいね。

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キャサリン

岡野麻紗子(愛称:キャサリン) 子供の頃から歌が大好きで、歌うことの楽しさを伝えたいとボイストレーナーを目指す。しかし、いざ舞台に立ってみると、思ったように声が出せず悩んでいた。そんな時、堀澤式発声法に出会い、無理なく楽しく歌えることの素晴らしさを体感する。4年前からコーラスグループで活動し、毎年開催されるライブやイベントで、メインボーカルやバックコーラスを務める。2014年には、ブルーノート名古屋、JZBrat東京で堀澤麻衣子のバックコーラスを経験するなど活躍している。

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