【「アナ雪」をカラオケでカッコよく歌うには?】

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こんにちは。堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール アマートムジカ

<歌コース>トレーナーのキャサリンです。

 

前回、アニソンの歌い方について記事を書きましたが、

一口にアニソンと言ってもいろいろなタイプの歌があります。

 

子供向けのアップテンポで明るい曲だったり、

アニメの雰囲気に合わせて、神秘的な歌詞の歌だったり、

ハードな、激しいビートの曲だったり……

 

 

「歌ってみたいけれど、ちょっと敷居が高いかな?」

「みんなで一緒に盛り上がるアニソンって何かないかな?」

と考える方へ、

 

今回はお勧めの曲を一つ紹介します。

ディズニー映画「アナと雪の女王」の中でも特に有名な

「Let it go~ありのままで~」です。

今回はこの曲の歌い方のポイントをお伝えしてきますね。

 

 

「アナ雪」劇中歌がお勧めの理由は?

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この曲をお勧めするポイントは次の3つです。

1.知名度が高い

これは言わずもがな。

ディズニー映画の中でも最大のヒットとなった

「アナ雪」の中でも特に人気の劇中歌です。

2013年の公開から4年経った今でも、多くの人に歌われています。

 

2.テーマが共感されやすい

「自由」「あるがままで生きる」といった、

歌に込められたテーマが、

男女問わず共感を得るものになっています。

 

3.音域があまり広くなく歌いやすい

歌うのに必要な音域が、

F3(オクターブ下のファ)からE♭5(オクターブ上のミ♭)

なので、近年の歌曲より音域が広くなく、歌いやすいです。

 

本当に魅力的で、

「アナ雪」と言えばこの曲を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

 

では次は、この曲を歌うためのポイントをお伝えします。

 

 

エルサのように歌いあげるには?

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この曲でみなさんが強く印象に残っているフレーズはどこでしょうか?

恐らく、日本語版で曲名としても使われている、

「ありのまま」から始まるサビの部分ではないかと思います。

 

過去を振り切り、自由に生きようとする、

エルサの意志の強さが現れた、

この曲のテーマでもあるフレーズです。

 

それゆえに、このフレーズをきれいに歌いあげることができると、

聞いている人も、歌っている自分自身も、

気持ちよく盛り上がることができます。

そのためのポイントは3つです。

 

1.びっくりスローモーションでのどを開ける

びっくりスローモーションについてはこちら

↓↓↓

【高い声を出すための3つのボイストレーニング法とは?】

この時点では、まだそれほど高い音域に達してはいませんが、

徐々に盛り上がり、音量が上がってくるので、

のどに力が入りがちになります。

 

まずはびっくりスローモーションだけで歌って、

のどが開いた感覚を身体が覚えるようにしていきましょう。

 

2.口の動きをはっきりさせる

口の動きが小さかったり曖昧だと、言葉が不明瞭になります。

そうなると、せっかくの素晴らしいフレーズが聞きとれなくなります。

 

そこで、フレーズを母音だけで歌って、

口の形がはっきりわかるように歌ってみてください。

 

母音の発音についてはこちら

↓↓↓

【初公開! カラオケで楽しく歌うためのもう一つの「コツ」とは? 「母音の発音」をマスターすれば、うまさ2倍増し!】

その後歌詞を付け足すことで、声がより聞きやすく、響く声になります。

 

3.腰グルグルでロングトーンを盛り上げる

腰グルグルについてはこちら

↓↓↓

【ラクラク高音が出る! 秘伝の高音の出し方「腰グルグル」を伝授します!】

「ありのままの 姿見せるのよ」の「よ」の部分や、

「ありのままの 自分になるの」の「の」の部分で、

腰グルグルを使っていきましょう。

 

腰の動きは力みすぎず、ほんの少しでOKです。

息が吐きやすくなり、ロングトーンが伸ばしやすくなります。

その後の「何も怖くない」のフレーズも、

腰グルグルを使うと息が安定して吐けるので、高音が出やすくなります。

 

 

主役は自分。思いっきり歌いましょう!

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これらのポイントを押さえたら、

後は「いかにエルサになりきるか」です。

 

映画を見た時のイメージそのままに、

もしくは、自分の中の

「自由」「ありのまま生きる」というイメージを存分に出して、

堂々と歌ってみてくださいね。

 

歌っている時は、あなたが主人公です。

 

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キャサリン

岡野麻紗子(愛称:キャサリン) 子供の頃から歌が大好きで、歌うことの楽しさを伝えたいとボイストレーナーを目指す。しかし、いざ舞台に立ってみると、思ったように声が出せず悩んでいた。そんな時、堀澤式発声法に出会い、無理なく楽しく歌えることの素晴らしさを体感する。4年前からコーラスグループで活動し、毎年開催されるライブやイベントで、メインボーカルやバックコーラスを務める。2014年には、ブルーノート名古屋、JZBrat東京で堀澤麻衣子のバックコーラスを経験するなど活躍している。

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