【カラオケで高得点を出すコツとは? 表現力編】

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こんにちは。堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール アマートムジカ

歌コーストレーナーのキャサリンです。

 

今回のテーマは【カラオケで高得点を出すコツ 表現力編】です。

この中では

・しゃくり

・こぶし

・フォール

の3つについてお伝えしていきます。

 

この3つは、発声の技術はそこまで必要ではなく、

今までお伝えしてきた、

音程・抑揚・ビブラートにおける身体の使い方ができていれば、

しっかり表現できます。

 

歌に彩りをつけるためのテクニックとして、使ってみてください。

 

しゃくり、こぶし、フォールの違いについて

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まずは、それぞれの音の変化について説明していきましょう。

 

1.しゃくり

しゃくりは、本来の音程を出す直前に、低い音程から上げて繋げるテクニックです

「ミーーソーーミ」→「ミーーファソーーミ」という風に

直前に低い音を入れることで、

メロディの繋がりが滑らかになり情感豊かな表現ができます。

 

2.こぶし

こぶしは、特定の音の音程に細かな動きを入れるテクニックです。

「ミーーソーーミ」→「ミーーソファソーーミ」という風に

「ソ」の音の中に動きを入れ、強調する効果があります。

 

ビブラートとの違いは、

(1)音階の変化がよりはっきりしている

(2)使う場所はロングトーンに限らず、強調したい随所で使う

といったところですね。

 

3.フォール

フォールは、音の末尾を、本来の音程より下げて繋げるテクニックです

「ミーーソーーミ」→「ミーーソーーファミ」という風に

音に、脱力感や切なさをつけることができます。

 

 

歌う時の注意点

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前述した通り、この3つのテクニックは、さほど発声の点で注意することはありません。

抑揚やビブラートをつける時と同じように、

のどが開いて息を安定して吐けていれば、十分使いこなすことができます。

 

ただ、注意点として、この3つは、あまり強調し過ぎないようにしてください。

長く出し過ぎると、

「音程やリズムが間違っている」と機械が検知してしまうことがあります。

あくまで音を装飾する役目で使っておきましょう。

 

 

しゃくりを使って得点アップ!

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しゃくりを上手く取り入れて高得点につなげるには、

アップテンポの曲よりも、バラドなどのい曲がおすすめです。

何故なら、カラオケの採点は、しゃくりによる加点よりも、確実に音程の正解率の方が重視されます。

 

例えば、「ソ」の音を出したい時、

しゃくる場合は「ファソ」のように音程を出しますよね。

早い曲ほど、音程のバーも早く進みますので、

「ソ」の時に、しゃくる前の音「ファ」を出すと、

音程の面で減点対象になってしまいます。

 

遅い曲なら、次の音までの時間が長くなるので、しゃくりを入れても音程が外れにくくなります。

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得点への影響は?

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では、これら3つを使うことで、

どれくらいカラオケの得点に貢献できるのでしょうか?

 

結論から入りますと、

この中で1番重要なのは

しゃくり」です。

 

1曲の中に30回ほどしゃくりを入れていれば、加点につながります。

 

次に大事なのは「こぶし」です。

こちらはそれほど回数を入れる必要はありません。

1曲のうちに5回ほど入っていれば十分です。

 

最後の「フォール」ですが……

実はこれは、あまり得点に貢献しません。

曲の中に全く入っていなくても、得点はさほど変わらないのです。

 

なので、得点を稼ぎたい場合は、

しゃくりを入れることをメインで歌っていきましょう。

 

では、【しゃくり・こぶし】のテクニックがどれぐらい点数に影響するかと言いますと…

抑揚の点数が同じで、「しゃくり、こぶしが0」の場合と、

「しゃくり30回、こぶし5回」を入れた2つの場合を比べると、

後者の方が、表現力の採点として2〜3点アップすると考えてください。

 

 

これら「表現力」のテクニックは、

100点を狙う人には避けて通れない道です。

どこで付けて得点を上げるか、繰り返し歌いながら精度を上げていきましょう。

 

 

また、採点上は少しの加点になりますが、

しゃくり・こぶし・フォールを取り入れて歌えると、歌が上手く聞こえるようになります。

採点をしていない時も「歌上手いね!」と褒められますよ♪

ぜひマスターしてみてください♪

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キャサリン

岡野麻紗子(愛称:キャサリン) 子供の頃から歌が大好きで、歌うことの楽しさを伝えたいとボイストレーナーを目指す。しかし、いざ舞台に立ってみると、思ったように声が出せず悩んでいた。そんな時、堀澤式発声法に出会い、無理なく楽しく歌えることの素晴らしさを体感する。4年前からコーラスグループで活動し、毎年開催されるライブやイベントで、メインボーカルやバックコーラスを務める。2014年には、ブルーノート名古屋、JZBrat東京で堀澤麻衣子のバックコーラスを経験するなど活躍している。

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