【カラオケで、声優みたいにもっと可愛く歌うには?】

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こんにちは。

堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール アマートムジカ

<歌コース>トレーナーのキャサリンです。

 

この記事を書いているのは12月後半に差し掛かったところ。

忘年会やパーティの二次会で、

気心の知れた友達や会社の同僚の皆さんと

カラオケに行く方が増えるのではないかと思います。

 

自分の持ち歌をここぞという場面で魅せるのも楽しいですが、

みんなで一緒にわいわい歌うのも、一体感が合っていいものです。

 

そういった時に意外と歌われることが多いのが「アニソン」です。

 

アニメの曲だからと言って、単純な歌だというわけではありません。

最近では水樹奈々さんや高垣彩陽さんなど

歌唱力の高さに定評がある声優さんがたくさんいらっしゃいます。

アニメのキャラクターに合わせて、可愛らしい声やカッコいい声で、

難易度の高い曲を歌いあげています。

 

今回は、そんなアニソンをより楽しく歌うための方法をお伝えします。

 

 

アニソンは意外と歌い辛い!?

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以前生徒さんから、アニソンに関して、

「声を真似して歌おうとするとのどが苦しい」

「声がキンキンして逆に変に聞こえる」

と相談を受けたことがありました。

 

アニソンは、他ジャンルの歌とはまた違った難しさがあります。

音量や音程がしっかりとれるのも大事ですが、

それ以上に重要なのが「声質」です。

 

他ジャンルの歌よりも、

「明るくはっきりとした響きの、カッコいい、もしくは可愛らしい声」

もしくは「少年らしい、もしくは少女らしい声」といったところでしょうか。

 

しかし、アニメのキャラクターのような声で歌おうとして、

声を無理に明るく作ろうとすると、

先ほどの生徒さんのように、

のどに負担をかけたり、キンキンした声になってしまいます。

 

では、どうすればカッコいい、可愛らしい声で歌うことができるでしょうか?

実は、アマートムジカの発声法を応用すれば、

この課題をクリアすることができます。

 

そのカギは「歯に穴」です。

歯に穴のイメージの応用で、

のども傷めない、キンキンもしない声を出すことができるようになります。

 

 

「歯に穴」なら大人っぽい声もアニメキャラの声も簡単に!

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「歯に穴」は、声が前歯の付け根を通るイメージをすることで、

上あごや副鼻腔に声が響き、

クリアで聴きやすい声質にすることができる方法です。

↓↓↓

【「呼んでも気づいてもらえない」「声が通らない」を解消!! 技術不要のボイトレ、その名は「歯に穴」】

http://blog.amatomusica.com/archives/760

 

この時、声が通る場所を、前歯の縁あたりまで下げると、

副鼻腔の響きが少なくなり、硬い声質になります。

子供っぽい声質ではあるのですが、

アニメのキャラクターになりきって、少年少女のように歌いたい場合は、

非常に役に立つ方法です。

 

ただし、一つ注意点があります。

それは、「口の中の空間を平たくしないこと」です。

口の中の空間が平べったくなっていると、

声質が硬くなり過ぎてキンキンした響きになってしまいます。

 

「母音の発音」を参照して、口の形を丸くすることで、

聞きやすい声質にすることができます。

※母音の発音についてはこちら

アマートムジカ ボイス&メンタルトレーニングスクール 東京・大阪・横浜・名古屋

↓↓↓

【初公開! カラオケで楽しく歌うためのもう一つの「コツ」とは? 「母音の発音」をマスターすれば、うまさ2倍増し!】

口は大きく開けすぎると、

コーラスのような響きになって逆に合わなくなるので、

アニソンの場合は少し口の大きさを小さくして歌ってみてください。

 

 

2つのポイントでカラオケを盛り上げよう

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というわけで、アニソンを楽しく歌うためのポイントは2つ。

 

1.「歯に穴」を声が通る位置を下げて歌う。

2.口の形は丸くする。口は少し小さめに開ける。

 

どちらも難しいテクニックは必要なく、すぐに実践できる方法です。

ぜひ参考にして、アニソンを楽しく、盛り上げて歌ってみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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キャサリン

岡野麻紗子(愛称:キャサリン) 子供の頃から歌が大好きで、歌うことの楽しさを伝えたいとボイストレーナーを目指す。しかし、いざ舞台に立ってみると、思ったように声が出せず悩んでいた。そんな時、堀澤式発声法に出会い、無理なく楽しく歌えることの素晴らしさを体感する。4年前からコーラスグループで活動し、毎年開催されるライブやイベントで、メインボーカルやバックコーラスを務める。2014年には、ブルーノート名古屋、JZBrat東京で堀澤麻衣子のバックコーラスを経験するなど活躍している。

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