こもる声が通る声になるための「たった一つのポイント」とは?

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こんにちは。アマートムジカ専任講師のキャサリンです。

 

「声が上手く出せなくて、何を言っても聞き返されてしまう。」

「話がスムーズに進まず、相手を不快にしていないか、不安・・・」

「自分の気持ちを表に出すことをためらってしまう・・・」

 

「本当はみんなと楽しく過ごしたいのに……」

 

そんな想いを抱えていくのはとても辛いですよね。

 

今回いらっしゃった生徒さんも、

「何か言っても聞き返されてしまう」

と悩んでいらっしゃいました。

 

それと同時に

「そんな声を変えたい」

「みんなと楽しく歌えるようになりたい」

という強い決意もお持ちでいらっしゃいました。

 

 声がこもる原因とは?

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Iさんの声を聴いてみたところ、

「息の量と勢いが弱い」

状態でした。

 

息の量が少ないため、音量が弱く、

勢いが弱いため、声が遠くへ飛ばず、

ぼそぼそこもる声になっていました。

 

また、目線が伏せがちになり、

だんだんと口が閉じていきました

声を出すことの不安で、心が内側に閉じている状態だったのです。

 

こもる声を 通る声にするための方法「びっくりスローモーション」

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そこで、

息の量が増え、勢いが増して、

声を出すのをためらう気持ちを変えるために

1つのボイストレーニング法を実践していきました。

 

それは、

 

「ボールを投げるフォームに合わせてびっくりスローモーションをする」

ということでした。

 

※更に詳しい内容については、声がこもる原因と対策については、

↓↓↓

「声がこもる・通らない6つの原因と対策」

 

 

ボールを投げようと振りかぶる瞬間に

「びっくりスローモーション」で息を吸い、

そのまま勢いよく投げるのに合わせて息を吐く。

息をボールに見立てて、遠くへ投げるわけです。

 

投げたボールのスピードがそのまま、息の勢いに繋がります。

すると、息が遠くに飛ぶようになり、

こもっていた声が通る声に変わります。

 

また、ボールを投げる勢いに合わせて息がたくさん吐けるので

息の量が増え、大きな声が出るようになります。

 

気持ちの面でも

ボールを投げることにより、外側に意識が向いていきます。

 

ポイントは、とことんなりきること。

アマートムジカ ボイス&メンタルトレーニングスクール 東京・大阪・横浜・名古屋

何となくやってしまうと、息がしっかり吐けません。

立ち方、フォーム、ボールを追う目線。

プロ野球選手になりきっていきます。

 

※「「声がこもる」のを解消するために、メンタル面で必要なこととは?」もご参照ください

 

100メートル先を目指して

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Iさんの声も、「ボールを投げる」ボイトレで変えていきました。

 

まずは飛距離関係なしに

息を投げる勢いで吐いていただきました。

ノドが開いた響く声が出てきます。

 

息の長さは無理に伸ばそうとせず、

まずは投げるフォームと息を吐く動作を合わせていきます。

練習を繰り返していくうちに段々と、

息を吐くタイミング、勢いが身体に定着していきました。

 

そこから、ボールの飛距離を少しずつ伸ばして、

声が飛んでいく場所も、少しずつ遠くへ伸ばしていきました。

最初は私を飛び越えるくらいの距離でやっていただいたのですが

「100メートル先へ」

「200メートル先へ」と

イメージを変えていきます。

 

飛距離が伸びるにつれ、

声の音量が上がり、長く伸びるようになっていきました。

それまで伏せがちだった表情が、

遠くの空をキラキラした笑顔で見つめるようになります。

 

内側に籠っていた気持ちが、表に出てきた瞬間でした。

 

ためらう気持ちから「OK」への変化

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「あ~、声出ましたね」

キラキラした笑顔と一緒に、キラキラした明るい声が

Iさんの口から出てきました。

 

その後、Iさんは

「声を出してもOKなんだ」という気持ちを

段々と持てるようになり、

「気持ちが解放されるにつれて、自然と声も出るようになった」

とおっしゃっていました。

 

Iさんが変わる上で大事だったのは、

「息の量が増えること、勢いが増す」

という技術的に改善できる点はもちろんですが、

 

何より、

「ためらわず気持ちを表に出せるようになった」

という“メンタル面での変化”が大きいと思います。

 

100メートル先から10キロ先、いやもっともっと遠くへ。

Iさんの心は更に外へ外へと向かっていくのだと思います。

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キャサリン

岡野麻紗子(愛称:キャサリン) 子供の頃から歌が大好きで、歌うことの楽しさを伝えたいとボイストレーナーを目指す。しかし、いざ舞台に立ってみると、思ったように声が出せず悩んでいた。そんな時、堀澤式発声法に出会い、無理なく楽しく歌えることの素晴らしさを体感する。4年前からコーラスグループで活動し、毎年開催されるライブやイベントで、メインボーカルやバックコーラスを務める。2014年には、ブルーノート名古屋、JZBrat東京で堀澤麻衣子のバックコーラスを経験するなど活躍している。