【あがり症・緊張にさよならするために。「水ジャージャー」のイメージをさらに深めよう】

Fb11b5af73fa9001fe1564e94dbb15f5 S

こんにちは。アマートムジカ専任講師のキャサリンです。

 

前回、あがり症を解消し、腹を据えて行動するために

「水ジャージャー」の方法をお伝えしました。

 

※前回の記事はこちら

↓↓↓

【あがり症を克服するための方法「水ジャージャー」とは?話し方を学ぶ前に「丹田」を使いこなす!】

 

 

水ジャージャーは、

きれいな水が全身を巡るイメージをすることで、

身体と心をリラックスさせて、

自然と腹が据わった身体を作ることができます。

 

難しい技術がいらず、

イメージをするだけでできる簡単な方法です。

 

しかし、レッスンにいらっしゃる生徒さんの中には

そのイメージングがうまくできない方もいらっしゃいました。

 

そのような方のために、

「イメージングのコツ」

すなわち、

どのようにすれば上手く「水ジャージャー」ができるようになるか、

をお伝えしたいと思います。

 

「あ、私もイメージングは苦手だな」

と思った方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

生徒さんと振り返る、イメージングができない場合とその対処法

cd61fc7b97f724792977accd40a8fdb9_s

1.触れてくる手に対して警戒する

 

水ジャージャーのイメージがうまくできているかは、

横から肩を押してもらって判定します。

 

普段人前で話すことがないという、ある生徒さんは

この時、身体が手から逃れるように、

肩に触れた瞬間にふらふらと上体が反れていました。

 

人に対して警戒してしまう人

触れてくる手の感触を

「知らない何かが近づいてきた」

と警戒し、緊張して体の重心が上がってしまいます。

まさに「あがってしまっている」状態です。

 

そんな時は、

「相手の手の感触を、触れている部分でむしゃむしゃと食べてしまう」

こんなイメージをしてみましょう。

 

食べてしまうイメージをすることで、手の感触が、

「知らない何か」ではなく

「自分と同じもの」

と捉えられるようになります。

 

そうすることで警戒が解け、重心も丹田に定まっていきます。

 

 

2.お水を「しっかり流さなきゃ」と考える

 

「~~しなくちゃいけない」

と考えながらイメージングをすると、

逆に身体に緊張が入り、丹田が定まらなくなります

 

ある生徒さんは、

とても真面目な方で、

また、声が出せないことに不安や緊張を抱えていました。

 

「しっかり立たなきゃ」と

「水のイメージをちゃんとしなくちゃ」と、

と考えながらイメージングをしていたそうです。

見た目も肩に力が入って、呼吸が荒くなっていました。

 

水ジャージャーは、自分のために行うものです。

できなかったらと言って誰もそのことを責めませんし

絶対にできなければいけない、と思い詰める必要もありません。

 

できない時は、

「今は身体が疲れているんだな」

と、自分の身体の状態を振り返ることができた

と思っておけばOKです。

 

「失敗してもいいや」

「テキトーにやろう」

くらいの気持ちの方が、心が緩んで、身体も緩んできます。

ポイントは、

「気軽に、できてもできなくてもいいや」

という気持ちでやっていきましょう。

 

 

3.水のイメージが「心地よさを感じる」ものになっていない

アマートムジカ ボイス&メンタルトレーニングスクール 東京・大阪・横浜・名古屋

 

真冬なのに冷たい水のイメージをしたり、

滝で荒行をするように勢いが強すぎる水だと、

身体はリラックスできなくなります。

 

この生徒さんは努力家で、また活動的な人でもありました。

習い事や催しに積極的に参加して

自分を高めていこうとする方です。

 

その分自分に厳しく、

水ジャージャーを修行のように捉えていらっしゃいました。

 

水のイメージは、

自分が一番心地よいと感じるものにしていきましょう。

フレッシュなお水が身体の中の不要なものを洗い流してくれる。

そんなイメージをしていきます。

 

どれくらいの量の水だろうか?

どれくらいの勢いだろうか?

どれくらいの温度だろうか?

 

冬なら温泉のお湯でもいいですし、夏だったら沢の清水でもいいです。

心地よいイメージを膨らませていってください。

 

 

心地よさを感じて、腹が据わる身体に

93f597deac41f977cc1481c74e7fb6a4_s

一口にイメージができないと言っても、

その原因は実に幅が広いです。

 

本来は「心地よい」と感じられるはずなのに、

どうして別の気持ちに結びついてしまうのか?

 

自分はどのパターンに当てはまっているのかを

今回のお話を参考に振り返って、

改善してみてください。

 

心地よさを感じられれば、

腹を据えられる心と身体はすぐそこです。

 

それを「楽しいな」と受け止めながら、

水ジャージャーを日々繰り返していきましょう!

 

メルマカバナー

キャサリン

岡野麻紗子(愛称:キャサリン) 子供の頃から歌が大好きで、歌うことの楽しさを伝えたいとボイストレーナーを目指す。しかし、いざ舞台に立ってみると、思ったように声が出せず悩んでいた。そんな時、堀澤式発声法に出会い、無理なく楽しく歌えることの素晴らしさを体感する。4年前からコーラスグループで活動し、毎年開催されるライブやイベントで、メインボーカルやバックコーラスを務める。2014年には、ブルーノート名古屋、JZBrat東京で堀澤麻衣子のバックコーラスを経験するなど活躍している。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です