【猫背のあなたへ】発声が上手くできないのは「猫背」が原因!?「猫背」を解消するための「ギュードサー法」とは?

500954

こんにちは。

堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール

アマートムジカ<歌コース>トレーナーのキャサリンです。

 

これまでのブログでは、

声の悩みを解決し、

あなたの持っている「声の本来の機能」を取り戻すために

「身体と心」の結びつきが重要だと何度かお伝えしました。

 

なぜ「声・身体・心」は繋がっているのか

↓↓↓

http://amatomusica.com/musicaway

 

「声・身体・心」

この中で一番先に変えるべきは「身体」です。

 

なぜなら、声を出す際に

「身体が楽器」となるからです。

つまり、身体=楽器のボディの状態を整えることにより、

良い音を奏でるための土台ができるのです。

 

では、身体を整えるとは具体的にどうすればよいのでしょうか?

 

「筋トレやジョギングなどの体力作り?」

と想像された方もいるでしょうか?

 

実はそうではありません。

 

まず変えるべきポイントは「姿勢」です。

 

 

日頃の姿勢が身体の使い方を決める

448205

普段立っている時、

あなたの身体はどんな姿勢になっているでしょうか?

 

何もしないで立っている時でも、

その姿勢を保つために、

筋肉は適度に緊張したり、緩んだりしています。

 

日頃の姿勢に癖があるだけで

過度に緊張したり、身体に変な力が入ったりという状態を続けることになるのです。

 

すると、身体は本来の正しい動き方を忘れてしまいます。

 

特に、現代の方が多く悩んでいて、生徒さんの中で見られがちな姿勢が

「猫背」です。

 

猫背は非常にやっかいで、

 

「腹筋を正しく動かせない!」

「肺が圧迫されて息が吸いづらい!」

「あごが前に出て声帯をしめてしまう!」

 

と、デメリットだらけです。

 

では、こんな猫背を直すにはどうすればいいか?

背筋を伸ばして、胸を張って、あごを引いて……

とやっていると、考えることが多すぎて大変ですよね。

 

実は、猫背を直すためのチェックポイントはたった一つです。

 

それは「肋骨の位置」を調整することです。

 

猫背の正体は、肋骨の位置が本来より下がっていることです。

下がった肋骨を引き上げることで、

姿勢は改善され、

声が出やすく、また見た目も美しくなります。

 

声も外見も美しく。「ギュードサー法」を実践!

638474

では猫背の直し方を実践してみましょう。

肋骨を引き上げ姿勢を改善する「ギュードサー法」です。

 

1.両肩を真上に「ぎゅ~」と引き上げます。

 

2.すると、肩と一緒に肋骨も引き上がります。

肋骨の一番下の部分を手で触って、位置を確認しましょう。

 

3.肋骨の位置はそのままで、手の位置を動かさずに、

肩を「ドサーッ」と言いながら下に落とします。

肩を落とす時に息を吐くことで、肩の緊張も緩みます。

アマートムジカ ボイス&メンタルトレーニングスクール 東京・大阪・横浜・名古屋

 

 

この3ステップで簡単に

猫背を改善できます。

 

お腹から声が出せて、

息を吸いやすくなり、

声を出しやすくなり、

さらには見た目の美しさにも繋がります。

 

 

日常に取り入れて役立てていこう!

043659

ただし、歌っている、もしくは声を出している時だけ

身体に気を付けていればいい、

というわけではありません

 

突然マイクを向けられて

「歌ってみて♪」「みんなに挨拶お願い!」

なんて振られてから、姿勢を変えようとしても

慌てて準備ができないものです。

 

外にでて人の目に触れる時、

鏡で見た眼をチェックする時、

「ギュードサー法」を実践して、

姿勢の美しさをやる前と比べてみましょう。

 

「お、今日の自分、見た目も凛々しくなってる♪」

と、自分をハッピーにすることで、

正しい姿勢を定着させてみてくださいね♪

 

メルマカバナー

キャサリン

岡野麻紗子(愛称:キャサリン) 子供の頃から歌が大好きで、歌うことの楽しさを伝えたいとボイストレーナーを目指す。しかし、いざ舞台に立ってみると、思ったように声が出せず悩んでいた。そんな時、堀澤式発声法に出会い、無理なく楽しく歌えることの素晴らしさを体感する。4年前からコーラスグループで活動し、毎年開催されるライブやイベントで、メインボーカルやバックコーラスを務める。2014年には、ブルーノート名古屋、JZBrat東京で堀澤麻衣子のバックコーラスを経験するなど活躍している。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です