【アニメ声を何とか変えたい! という人へ。大人っぽい声質を作る3つのポイント】
こんにちは。堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール
アマートムジカの岡野です。
ハスキーな声、ダミ声、鈴を転がすような声。
声質の表現には色々な言葉が使われますが、
その中に「アニメ声」というものがあります。
「アニメ声」というのは
アニメに出てくる子供や女性キャラクターのように、
甲高く、子供っぽく聞こえる声のことです。
声帯のつくりは人によってそれぞれ違います。
当然出される声も人それぞれ個性があります。
「アニメ声」も個性として磨くことで、強い武器となります。
しかし
「周りの人にからかわれて嫌だ」
「キャラを作っていると思われる」
など、どうしてもコンプレックスを感じる人のために、
声質を変え、
大人っぽい印象の声を出せるようにする方法をお伝えいたします。
アニメ声ってこんな声
一般的にアニメ声といわれる声は、
「子供っぽい」
「甲高く聞こえる」
「舌足らずに聞こえる」
というのが特徴です。
これらの声を発声法の観点から見ると、
次のような特徴が挙げられます
1.「子供っぽい」→口の中の空間が狭い
子供っぽいと言われる声は、
響きが鼻に抜けていたり、声がこもっていることによって起こります。
響きが鼻に集中するということは、
口の中で声があまり響いていないということでもあります。
あごが開かず口の中が狭くなっていたり、
舌が緊張して盛り上がり、息が通りづらくなると、
声が口の中で響きづらくなります。
2.「甲高い」→口を横に開いている
甲高い声というと、音程が高い印象を受ける方が多いでしょう。
実際は、音程よりも声質の固さに原因があります。
口の形が横に広がっている状態だと、
声質は固くなります。
特に「い」や「え」の音を発音する時
口を横に引っ張っていると、
声質の固さは顕著に現れます。
3.舌足らずに聞こえる→舌をうまく動かせない
舌足らずの声は、
舌の動きをうまくコントロールできず、
発音が不明瞭な声の事を指します。
舌の筋力が不足している場合もそうですが、
舌が力み過ぎている場合も、動きがコントロールしづらくなります。
「アニメ声」の声質を変える3つのポイント
それでは、「アニメ声」な声質を変えるための
3つのポイントをお伝えいたします。
1.舌やあごの体操をして動きを滑らかにする
舌やあごを動かす体操やほぐしを行うことで、
舌足らずを改善したり、
口の中の空間を開けやすくなります。
こちらの「ららら体操」や「あごのもみほぐし」を行うと、
舌やあごの緊張が解け、動きが滑らかになります。
また、こちらの舌を動かす運動をすることで、舌の筋力をつけることができます。
2.母音の口の形を変えて声質を柔らかくする
固い声質を変える改善するために有効なのが、
母音を発音する時の、口の形を変えることです。
「あ」「え」は縦長の「〇」
「い」は緩めのヒヨコ口。
「う」「お」は口先を丸くして前に突き出すと、
と柔らかい声質になり、子供っぽさがなくなります。
3.歯に穴のイメージで声質をさらにクリアにする
「歯に穴」で、前歯の真ん中から声を飛ばすイメージをすることで、
鼻に抜けていた声が、口の中でもしっかり響くようになります。
鼻と上唇の間に指をあてておくと、声を響かせる場所がイメージしやすいです。
そのまま指を斜め上にさして、声が通るイメージを誘導していきましょう。
鏡で口や舌をチェックしながら
声を録音して都度変化を確認していきましょう。
大人っぽい魅力的な声を目指して、続けてみてくださいね。
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