マインドフルネスボイストレーニングで心から声を変える！

堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール

アマートムジカ校長の司拓也です。

 

男性女性に限らず、よく通る、響きのある声は、聞いていて、心地よさを感じます。

そんな声に人は憧れます。

いわゆる「モテ声」「イケボ（イケてるボイス）」にはどうしたらなれるのでしょうか。

今回はテクニック面ではなく、メンタル面から論じてみたいと思います。

 

些細なことに動じないメンタルがいい声を作り出す。

深く吸えて、たくさん吐ける人は「呼吸力」が高い人です。

「呼吸力」が高い人は、些細なことでも動じない心を持っています。

「呼吸力」が高い人は自律神経のバランスが高い人です。

自律神経バランスが高い人は、緊張や不安、集中とリラックスを上手にコントロールできます。

 

声は呼吸によって作られます。

緊張や不安が強い人は呼吸が早くなったり、浅くなったりします。

結果、声が小さくなったり、こもったり、喉を閉めて話すので、息苦しい声になるのです。

 

一方、「呼吸力」が高い人は自律神経バランスも高いので、呼吸が乱れません。

しっかりと発声する際に呼吸をつかって声を出すことできます。

結果、大きく、響きのある、通る声で話すことができるのです。

 

呼吸力を高めるマインドフルネス瞑想

私がおこなっている１日修得レッスン（話す声）レッスンの中で、最近、

「普通に声が出せない」

「息が吸えない・吐けない」

「不安感、恐怖感が強い」

こういった単なる声の悩みではないお悩みを訴える方がとっても増えてきています。

３年前位は全体の１割程度でしたが、

ここ３年くらいで、そのような症状を訴える方が全体の半数を超えていると実感しています。

 

それに伴い、レッスン内容も少しづつ変化させています。

レッスンの中で、丹田呼吸法やマインドフルネス瞑想を取り入れるようにしています。

 

特にマインドフルネス瞑想をおこなうことで、

雑念で埋め尽くされている頭の中から一旦離れ、

雑念を手放すことができるようになります。

 

たった１回おこなうだけでも、

何年も続いていた息苦しさや、頭の中のモヤモヤが軽減する方も多いのです。

 

頭がすっきりし、いまこの瞬間に集中できることで、落ち着いて呼吸ができるようになり、

結果的に、大きく、響きのある、自分本来の声が出せるようになるのです。

 

「久しぶりに自分の声を聞いた！」「身体全体に声が響いている！！」と大袈裟ではなく、

涙ぐむ方もいるほどです。

 

レッスンでお伝えしているマインドフルネス瞑想は難しいものではありません。

呼吸に意識を向け、吸って吐いてを繰り返します。

何秒吸って、何秒吐くなど、呼吸を意識的にコントロールすることもありません。

ただ呼吸に身体を身に委ねるだけです。

 

その際に、頭の中に様々な雑念が出てきます。

そんな時は、雑念が出てきたら「気づき」と心の中で唱えます。

そして「リセット」と心に声がけをし、呼吸に意識を戻していきます。

ただそれだけを繰り返していきます。

慣れてきたら、呼吸の意識を体全体、部屋全体、街全体、日本全体、宇宙全体と

少しづつ意識の範囲を広げていきます。

 

マインドフルネスを体験いただいた方の感想

レッスンでマインドフルネス瞑想を体験いただくと感想は様々です 。

「呼吸が楽になった。加えて、おどおどすることがなくなった」

「声の震えが止まって、人前でもカラオケを歌えるようになった」

「相手が高圧的な態度で話してきても動じなくなった」

などなど、心に浮かんでくる雑念、ノイズに取り込まれたり、

囚われすぎるということがなくなりましたという感想をいただきます。

 

 

ボイストレーニングへの効果

マインドフルネスをおこなったあとに、

ボイストレーニングに取り組むと明らかに声が出しやすくなります。

深い呼吸ができるようになり、

また、心の迷いや不安、疑いがなくなる、または、少なくなるからです。

 

声は呼吸の状態を素直に反映します。

マインドフルネス瞑想によって、余分な雑念がなくなることにより、

発声に必要な呼吸に集中できることも、声が出しやすくなる理由に挙げられます。

 

 

試してみましょう

今日から、１日５分でもいいので、

目を閉じて、呼吸にだけ意識を向けるマインドフルネス瞑想を試してみましょう。

そして、声の変化を楽しんでみてくださいね。

 

もしご自身でおこなうのが難しい、やり方がわからない、

そんな方はアマートムジカでも週に２日間、

呼吸法、マインドフルネスを体験できるレッスンをおこなっています。

 

体験してみたい方はこちらをクリックしてみてください。