【緊張で声が震えるのを解決するには? 水ジャージャーで身体も心も楽々リラックス】
こんにちは。堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール アマートムジカ
歌コーストレーナーのキャサリンです。
人前で歌を披露する時や、
普段あまり出さないような音域で歌う時など、
「ちゃんと歌えるかな?」
とついつい身構えてしまい、緊張で声が震えてしまった経験はありませんか?
そういった場合に、
「緊張しないで」「ほら、リラックスリラックス」
と声かけをしても、すぐに力を抜くのはなかなか難しいです。
抜くどころか、逆にどんどん緊張してしまうこともあります。
なぜなら、歌っている本人も、余計な力を抜くべきだとわかっているからです。
「緊張しないように」「リラックスしなきゃ」
と思ってはいるのですが、そのための方法がわからないため、
「何でできないんだろう?」と自分を追いつめて、
余計に焦って緊張していきます。
こういった時のために、今回は、
歌いながら緊張をとれるようにするためのポイントをお伝えいたします。
「緊張しちゃダメ」から心を開放する「水ジャージャー」
何を行うかと言いますと、
アマートムジカのメソッドの1つ「水ジャージャー」を応用します。
水ジャージャーで、身体の中を水が巡るイメージをすると、
身体全体の緊張が解け、自然と身体の中心である「丹田」に重心が定まります
リラックスし、且つ最も安定した姿勢を作ることができます。
水ジャージャーのイメージが身体に定着していますと、
声を出す時に緊張することなく、声が安定して伸びていきます。
しかし、歌いながら全身に水が巡るイメージをするのは、
さすがに難しいかと思います。
水を流すことに意識が削がれて、
歌に集中できなくなっては意味がありません。
そこで、身体の一部分にだけ水を流すイメージをします。
歌う時に特に力が入りがちな部分に集中して、
水の温度、量、スピードなどをイメージして、1番心地よいと感じる水で、
身体を洗い流すイメージをしていきましょう。
「緊張しちゃダメ」と焦っていた気持ちが
「水が心地いいなぁ」に切り替わり、
自然と緊張を解くことができるようになります。
肩の力が抜けて声の震えがなくなる
今回1日修得レッスンを受講されたSさんも
高音域で声が震えることを気にしていらっしゃいました。
高音になればなるほど、
音程が取れているか、音量は安定しているかが気になって、
肩に力が入り持ち上がっていきます。
その結果、首やのどにも緊張が伝わり、声が震えて出ていました。
そこで、声を出した後に、
手で肩を撫でながら水がジャージャー流れるイメージをしていただきました。
手で触れることで、イメージがより具体的にできるようになり、
肩の角度が目に見えて下がります。
肩の緊張が解けることで、
震えていた声が安定して、音量が大きく伸びるようになりました。
「心地よい」の感覚が身体と心を変えてくれる
このように、水ジャージャーのイメージを使うことで、
難しいと思われがちな「力を抜く」感覚を
簡単につかむことができるようになります。
水の心地良さを感じながら、
身体の緊張を解いて、心の不安感も取り除き、
歌を楽しんでいただければ幸いです。
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最近でも寝不足や疲れ等の体調悪い時には知らず知らず力が入り抜けない事があり、そんな時は歌いながら水ジャージャーをイメージしますが上手くいかず悩んでいましたので、今回は大変参考になりました。
窪野さん。
コメントありがとうございます。
ブログがお役に立てて何よりです。
肩、頭など、手で触れながら日頃のご自分を労わってあげてくださいね^^