【職場でのコミュニケーションが苦手な人へ送る、騒がしい飲み会でも会話が弾む2つのポイント】

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こんにちは。堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール アマートムジカ

歌コーストレーナーのキャサリンです。

 

コミュニケーションが苦手な人にとっては、

会話をする場やきっかけを作ることも一苦労かと思います。

話題を考えてせっかく話を切り出しても、聞いている人の反応がいまいちだと、

「自分コミュ障なのかな……」と落ち込んでしまったり、

仕事場で気さくに話ができる同僚の姿を、うらやましいなと感じたりするでしょう。

 

そんな方たちにとって、

仕事の打ち上げや歓迎会などの飲み会はと何とも辛い時間です。

自分は何も話せず、周りだけが盛り上がっていき、

余計に孤独感を感じてしまいます。

 

しかし、そんな辛い時間も、声の出し方を変えることによって、

真逆の楽しい時間に変えることができます。

 

今回は、苦手な飲み会でのコミュニケーションを

改善するための発声法をお伝えします。

 

 

会話が弾まないのは「声が聞こえない」から

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本来飲み会は、仕事場でなかなか話せない人と、

新たなコミュニケーションをとる絶好の機会です。

 

仕事場では気を張っている人たちも、

美味しい食事やお酒を口にすることで気持ちが緩んでいます。

また、普段はなかなか時間が合わない人でも場に揃うので、

初対面の人とも話をするきっかけを作れます。

 

ではなぜ、会話が続かず気まずい思いをしてしまうのでしょうか?

「自分は話が下手だから……」と落ち込む必要はありません。

原因は話す内容よりも、声そのものにあります。

 

それは、声が小さくて通らないからなのです。

 

レッスンにいらっしゃる生徒さんも、

「コミュニケーション能力がない」とお悩みの方は、

声量が小さいことが多いです。

 

せっかく楽しい話題を事前に考えていても、

自分の声が小さいと、何度も何度も聞き返されてしまいます。

やがて、話ができない自分にマイナスのイメージを抱えてしまったり、

話すこと自体に疲れて、会話を諦めてしまいます。

 

しかし、話している相手は何度もあなたの話を聞き返してくれています。

それはつまり、あなたの話に興味をもってくれているということです。

声が小さいからと言って、諦めてしまうのはあまりにももったいないと思いませんか?

 

そこでレッスンでお伝えしている、

通る声になるためのポイントをお伝えいたします。

 

 

騒がしい飲み会でも会話が弾む2つのポイント

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1.びっくりスローモーション

まず大事なのが、「正しい呼吸の流れ」を身に着けることです。

「びっくりスローモーション」を使って

のどを開いて声が楽に通るようにしていきます。

この時のポイントは2つ。

「息の流れを止めない」

「息を吸い過ぎない」ということです。

 

話題を切り出すタイミングを測ろうとして、

身構えて息の流れが止まってしまうことがあります。

息の流れが止まると、のどが閉まって、

声の出だしが詰まったり、音が割れて聴き取りづらい声になります。

 

声を出す間際に、軽めに吸ってすぐ吐くようにすると、

スムーズな息の流れでのどを開けることができます。

 

また、声を大きく出そうとして、息を吸い過ぎてしまうと、

首や肩に力が入って息の流れが止まってしまったり、

声帯にかかる息の圧力が強すぎて、声がひっくり返る原因になります。

 

びっくりスローモーションでのどが開けば、自然と口の中で声が響くので、

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無理に息を吸おうとしなくても十分通る声になります。

 

2.歯に穴

びっくりスローモーションでのどが開いたら、

次は「歯に穴」のイメージを加えていきましょう。

声の響きがまとまり、騒がしい場所でも通る、聞きやすい声になります。

ポイントは、「声が相手の頭上を飛び越えて飛んでいく」というイメージをすることです。

頭上を飛び越えるイメージをすると、声が鼻腔や口の中できれいに響くようになります。

聞いている人も、心地よさを感じる声質になっていきます。

 

相手の胸元や顔めがけて声を飛ばすイメージをすると、

声がこもって内容が伝わりづらく、

また、聞いていて暗い印象を与えてしまいます。

 

声で話し相手を包み込んであげるように、

弧を描いて飛ばしてみてください。

 

 

声が変わるとコミュニケーションも変わる

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レッスンで「コミュニケーション能力がない」とお悩みの方は、

最初は自分の性格のせいだと思っていらっしゃる方が多いです。

しかし、ボイストレーニングを受けた後の自分の声を聴くと、

「自分はこんな風に話せるんだ!」と自信を取り戻し、

それまでと、話し方も雰囲気も一変するようになります。

 

今まで飲み会が苦手だった方も、

ぜひ今回の発声法を参考にしてみてください。

通る声で会話を楽しんで、

飲み会が楽しみになっていただければ幸いです。

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キャサリン

岡野麻紗子(愛称:キャサリン) 子供の頃から歌が大好きで、歌うことの楽しさを伝えたいとボイストレーナーを目指す。しかし、いざ舞台に立ってみると、思ったように声が出せず悩んでいた。そんな時、堀澤式発声法に出会い、無理なく楽しく歌えることの素晴らしさを体感する。4年前からコーラスグループで活動し、毎年開催されるライブやイベントで、メインボーカルやバックコーラスを務める。2014年には、ブルーノート名古屋、JZBrat東京で堀澤麻衣子のバックコーラスを経験するなど活躍している。

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