【冬に向けての下準備! 寒さと乾燥から、のどと声を守る2つの方法】  

深呼吸

 

こんにちは。堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール アマートムジカ

歌コーストレーナーのキャサリンです。

 

11月に入り、気温がぐんとさがってまいりました。

空気の乾燥が肌で感じられるようになり、

夏と比べて声が出づらいと感じる人も多いのではないでしょうか。

 

のどが乾燥すると、免疫力が落ちたり、炎症が起こりやすくなったりと、

風邪をひく危険性が増します。

 

発声法でのどを痛めないようにすることはもちろん大事ですが、

風邪をひかないようにするための日ごろのケアも、

これからの時期は重要になっていきます。

 

そこで、のどケアに有効な2つの方法を今回ご紹介してまいります。

 

 

身体をケアして、声の土台を整えよう

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1.咳止め、抗菌作用もある「かりん酒」

のど飴の成分として有名な「かりん」。

ビタミンCや、疲労回復に効果のあるリンゴ酸、クエン酸を含んでいます。

また、アミグダリンという成分が、のどの炎症やせき止めに効果があるとされております。

 

実は固く、苦みがあるため生食には向きません。

そのため、昔からはちみつやかりん酒にして利用されていました。

 

10月から12月にかけて、一番多く出回る果物です。

本格的に冬が始まる前に、

のどケアのために準備をしてみるのもいいのではないでしょうか。

 

~かりん酒の作り方~

 

  • 材料

かりん…1キログラム

氷砂糖…300-400グラム

ホワイトリカー…1.8リットル

(1)かりんはたわしなどを使って、熱めのお湯でよく洗います。

表面に光がにじみ始めるまで2-3日置いておきます。

(2)かりんをスライスし、密閉容器に材料を全て入れます。

(3)つけ置き後、1か月で飲めるようになります。

 

本格的な熟成は6か月ほどかかります。

6か月たったら実を取り出し、お酒をこして別の容器に入れ替えましょう。

 

お湯で割って飲むと、芳醇な香りを一層楽しめます。

また、うがい薬の代わりに使用してみてもいいでしょう。

 

 

2.心身のリラックスだけじゃない「アロマオイル」の効果

 

心身のリラックスやストレス解消によく使われているアロマオイル。

香りの種類や成分は多岐に渡りますが、

のどケアに有効なものとして、以下の2つをご紹介します。

 

(1)ユーカリ

オーストラリア原産で、コアラの主食として有名なユーカリですが、

その葉っぱには抗菌作用、抗炎症作用があると言われています。

 

(2)ペパーミント

こちらもハッカ油などでメジャーなハーブですね。

爽快感があり、呼吸器系を整えてくれる効果があると言われています。

 

人前で話す時など、

ハンカチにアロマオイルを数滴たらしておいて、

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直前にそっと香りをかぐと、

のどのケアに加えて、気持ちのリラックスにもつながります。

家ではアロマポットや、お風呂に数滴垂らして使ってみてください。

 

なお、アロマは原液で使うと刺激が強すぎてしまい、

かえって身体に悪影響を与えてしまうので、お湯や水などで必ず薄めて使いましょう。

 

発声法だけでなく、身体に取り入れるものにもちょっとした気を配ることで、

のどと声を守り、また、心身の健康やリラックスにもつながります。

 

ぜひチャレンジして、香りや味わいを楽しんでみてくださいね。

 

【参考文献:人前であがらず話せる1分声トレ 司拓也(世界文化社)】

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キャサリン

岡野麻紗子(愛称:キャサリン) 子供の頃から歌が大好きで、歌うことの楽しさを伝えたいとボイストレーナーを目指す。しかし、いざ舞台に立ってみると、思ったように声が出せず悩んでいた。そんな時、堀澤式発声法に出会い、無理なく楽しく歌えることの素晴らしさを体感する。4年前からコーラスグループで活動し、毎年開催されるライブやイベントで、メインボーカルやバックコーラスを務める。2014年には、ブルーノート名古屋、JZBrat東京で堀澤麻衣子のバックコーラスを経験するなど活躍している。

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