【感動する歌を歌うための方法とは?「水ジャージャー法」を応用した「ホイップクリーム法」で感動させる歌になる!】

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こんにちは。

堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール アマートムジカ

歌コーストレーナーのキャサリンです。

 

「この歌、すっごく感動した!」

「この歌詞、共感できるなぁ…」

 

自分が歌を聴いて感じた思いは、

そのまま自分自身が声に出していくことで

聴いている人との間に新たな感動をもたらします。

 

「この気持ちをもっと伝えたい!!」

 

そう思ってみなさんは一生懸命練習するでしょう。

 

歌詞を完璧に覚えて、

難しいリズムもタイミングバッチリ。

 

そう思ったらまずは自分の歌を録音して聞いてみましょう。

メロディ、フレーズ、リズム。

聞き返して確認します。

 

この時、全部完璧にできてるのに、

「何か聞いててつまらないなぁ」

「CDみたいな雰囲気が出ない…」

 

と感じたら。次にお伝えする方法を試してみてください。

 

 

「なんだか盛り上がりに欠ける」その理由は?

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歌の雰囲気を創り上げる要素は

一言でいえば、「強弱」です。

 

歌の中で音量の移り変わり、強弱があることで、

聞いていて惹きこまれる歌になっていきます。

 

クライマックスだからといって

ただ音量を上げるだけだったり、

しっとりとしたバラードだからといって

ずっと抑えた音量のままだと、

一本調子の歌に、聞いている人は飽きてしまうのです。

 

 

では、どんなふうに強弱を付けていけばいいでしょうか?

 

イメージとして最適なのは

「ホイップクリームの形」です。

 

一度声を膨らました後、ゆっくりと音量を下げていきます。

そうすることで「余韻」が生まれ、

最後まで聞いている人はうっとり♪ できるのです。

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「ホイップクリーム法」で余韻を生む

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今回レッスンを受講されたSさんは

「練習したい曲があります!」と、

一日修得の後のオプション・レッスンも受講されることになりました。

 

一日修得を終えた後のSさんの歌声は

歌の雰囲気に合った凛とした響きを持っていました。

 

が、サビで一番盛り上がる、伸ばす音で

音量が一方的に強くなりすぎて、

聞いている側が威圧感を感じるような響きになっていました。

 

そこで、「ホイップクリームの形」の再現です。

 

水ジャージャーのイメージの応用で、音量を変化させます。

一度音量を上げた後、水の流れるイメージを少しずつ弱めて

音量を少しずつ弱めていきます。

 

※水ジャージャーのやり方についてはこちら

↓↓↓

【声が小さい】5つの原因と対策

 

Sさんは今まで

強弱に関して意識が向いていなかったようなのですが、

水ジャージャーのイメージを伝えただけで

「これやりやすいですね!」

とすぐに実践できるようになりました。

 

威圧的だった音が柔らかい印象になり、

歌全体も、情感溢れるものに変わっていきます。

歌に込められた思いがより伝わるようになりました。

アマートムジカ ボイス&メンタルトレーニングスクール 東京・大阪・横浜・名古屋

 

 腰グルグルで一段上の感動的な歌い方に!

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水ジャージャーの他にも、

腰グルグルの動きを使って強弱をつけることもできます。

 

腰グルグルで音量を上げた後、

動かした腰をゆっくりと戻してみましょう。

音量がゆっくりと小さくなっていき、

自然と余韻が生まれます。

 

※腰グルグルのやり方についてはこちら

↓↓↓

【ラクラク高音が出る!秘伝の高音の出し方「腰グルグル」を伝授します!】

水ジャージャーと腰グルグル、

両方を活用して、感動する歌を自分のものにしてしまいましょう!

 

 

聞いている人も、自分も心震わせる歌を歌うために

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音程や歌詞、リズムと比べて

強弱の変化は中々意識がし辛いという方は多いです。

 

そんな方でも、

水ジャージャーや腰グルグルの応用で

簡単に歌に変化や動きを付けていくことができます。

 

後は、

「どんな風に盛り上げていこうか?」

「どんな風にこの歌を彩っていこうか?」

イメージを膨らませていくだけです。

 

今回の記事を参考に、

歌を聴いている人たちも

歌っているみなさん自身も

共に感動する歌作りをしていきましょう!

 

 

 

 

 

 

メルマカバナー

キャサリン

岡野麻紗子(愛称:キャサリン) 子供の頃から歌が大好きで、歌うことの楽しさを伝えたいとボイストレーナーを目指す。しかし、いざ舞台に立ってみると、思ったように声が出せず悩んでいた。そんな時、堀澤式発声法に出会い、無理なく楽しく歌えることの素晴らしさを体感する。4年前からコーラスグループで活動し、毎年開催されるライブやイベントで、メインボーカルやバックコーラスを務める。2014年には、ブルーノート名古屋、JZBrat東京で堀澤麻衣子のバックコーラスを経験するなど活躍している。

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