「声が出にくい!」を改善するボイストレーニング方法とは?

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こんにちは。アマートムジカ専任講師のキャサリンです。

今回来られたHさんは、
歌う時にノドが締まってしまうため、声が出にくいというお悩みをお持ちでした。

ボイストレーニングをしていく中で、頑張りすぎて力む癖がわかり、
「頑張らなくても余裕で声は出るんだ」
「80%の息の量で自分は充分なんだ」
ということを体感されました。

それからはノドが開いて声が楽に出るようになり、
オプションのレッスン(フォローアップレッスン)で、近日歌うことになる曲を練習することになりました。

さて、ここで問題です。

「歌の練習で、まず一番最初にやることは何でしょう?」

メロディを覚えること?

歌詞を覚えること?

それももちろん大事です。

 

でも、一番大事なのは

「正しい呼吸で、ノドが常に開いている状態にすること」
なんです。

 

練習するほど「うまく歌えない~~」となるそのわけは?

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カラオケで夢中になって練習していると、だんだんノドが痛くなるという方。

何故痛くなるかというと、ノドが締まったまま無理に声を出しているからです。
締まっているノドに無理な力をかけていると、声帯を痛めてしまいます。

これでは、いくら練習してもうまく歌えるはずがありません。
ただただ辛いだけです。

そこで「正しい呼吸でノドが常に開いている」ことが必要になります。
声を出す上で、呼吸は土台となるのです。

ところが、
「ここの音高いから、外さないようにしないと……」
「歌詞の2番と3番微妙に違うから覚えるのがなぁ……」
とメロディや歌詞に追われているうちに、
「呼吸をしっかりやってノドを開けよう」
と気にする余裕がなくなっていくのです。

メロディも歌詞も呼吸も、
いきなり全部ちゃんとやろうとすると、
頭が混乱するのです

まずは、
「頭が混乱しないように一つずつ!」

「ノドが開いた呼吸」
から身体に定着させます。

 

長~~い道のりに見えるけれど、実は、

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具体的にどうするかといいますと、

息が混ざった声で一音を短めに切って歌います。

犬が走った後の「はっはっ」というような、息が混ざった声です。
口は縦に開けて、吐く息がこもらないようにします。

Hさんも、この声でピアノの音に合わせて歌っていきました。
頑張りすぎないように、ここでも80%の息の量です。
リズムが変則的な曲なので、いきなり全部を通さずに1フレーズずつ、
場合によっては1音ずつ練習します。

「何だかまどろっこしいなぁ」と思うかもしれません。

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しかし、闇雲に何度も何度も歌うより、実はずっと早く上達できます。
「いくら歌っても辛いだけ……」を繰り返していたのが、
「あ、今の感覚だ」「お、声出てる」に変わっていきます。

実際Hさんも、ボイストレーニング前には全く出なかった音域を軽々出せるようになっていました。

そのことをお伝えすると

「歌っていても、ノドが痛くないです!」

と驚いていらっしゃいました。

 

※高い声が出るようになるための方法については、こちらもご参照ください。

↓↓↓

【高い声を出すための3つのボイストレーニング方法とは?】

 

ボイストレーニングも「急がば回れ」

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もし、皆さんの中に
「この歌を歌えるようになりたい、だけど……」
と二の足を踏んでいる歌がありましたら、
ワンフレーズずつ、もしくは、一音一音練習してみたらいかがでしょうか?

もし1曲通して練習する時間がなければ、
特に難しいと感じるフレーズだけでもやってみるといいですよ!

ノドが開かせる呼吸ができるようになった後、そのフレーズを歌ってみてください。
今までよりずっと楽に歌えているのが実感できると思います。

いきなり全部やろうとするではなく、
まずは土台となる「正しい呼吸を定着させること」。
それが結局は早く上達する近道になるんですね。

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キャサリン

岡野麻紗子(愛称:キャサリン) 子供の頃から歌が大好きで、歌うことの楽しさを伝えたいとボイストレーナーを目指す。しかし、いざ舞台に立ってみると、思ったように声が出せず悩んでいた。そんな時、堀澤式発声法に出会い、無理なく楽しく歌えることの素晴らしさを体感する。4年前からコーラスグループで活動し、毎年開催されるライブやイベントで、メインボーカルやバックコーラスを務める。2014年には、ブルーノート名古屋、JZBrat東京で堀澤麻衣子のバックコーラスを経験するなど活躍している。