【発声練習で100%見つかる、声の出し方において重要な「癖」とは?】
こんにちは。堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール アマートムジカ
歌コーストレーナーのキャサリンです。
声が出ないお悩みを解決するために、
レッスンでは次の二つのことを行っています。
一つ目は、「正しい発声法を伝える」こと。
呼吸の仕方、お腹の使い方など、
のどや身体に負担がかからず、楽に歌える方法を実践します。
二つ目は、「声を出す時の癖を見つけて修正する」ことです。
声を出す時の癖は、人によって、原因は千差万別です。
身体の凝りからくるもの、
長年歌ってきた方法が積み重なったもの、
メンタルからくるものなど、
生徒さんそれぞれの歌い方をチェックして、何が原因かを探っていきます。
今回はその癖の中でも
ほぼ100%生徒さんについている癖についてお話します。
「声を出す時にのどが痛くなる」「声がかすれる」
という方は、ぜひ読んだ後、
歌の練習をする時にチェックしてみてください。
声を出す上での大前提「口をたてに」
さて、ほとんどの生徒さんについている癖とは一体何か?
それは、声を出す前、
息を吸おうとする時点ですぐに表れるものです。
試しに、鏡を見ながら、「あー」と声を出してみてください。
その時、口はどれくらい空いているでしょうか
5ミリくらいの隙間でしょうか?
指1本入るくらいでしょうか?
実は、この時点で、重大な発声の癖が現れています。
つまりは、「声を出す時の口の形」です。
口の大きさは、
顎を下げて、指が縦に2本入るのがベストです。
そこまで開けない、顎に力が入るという方は、
普段から口を開けずに話す癖がついています。
この癖があるかないかで、声の出しやすさは全然違ってきます。
以前、カラオケで上手く歌うためのワンポイントとして、
口の形について述べています。
↓↓↓
【音程・音量・メンタルが驚くほど変わる!カラオケを上手く歌うための「コツ」とは?】
http://blog.amatomusica.com/archives/679
ここでお伝えした通り、
音量や声質に大きな影響を与える口の形ですが、
吐く時だけ開けていればいいというわけではありません。
息を吸う時にも、口は開けておくことが重要です。
吸う時に口が閉じていると、
のどの痛みや、声のかすれの原因となります。
吸う息と口の形の繋がりとは?
では、その理由は一体何なのでしょうか?
「のどと呼吸の関係」に答えがあります。
「声を出す時にのどが痛い」
というお悩みの生徒さんは、
息を吸う時に口を開けていない方がほとんどです。
のどを傷めず楽に声を出すには、
のどが開いている状態を作ることが必要です。
のどは、呼吸をして息が通ることによって開きます。
たくさん息が通れば、
その分のどは大きく開かせることができます。
しかし、口の大きさが小さいと、
その分吸い込む息も少なくなり、のどが開きづらくなります。
のどが開いていない状態で無理に声を出すと、
不必要な力をかけて声帯を動かすことになり、
声帯の負担になります。
「のどが痛くなる」「声がかすれる」
と言ったお悩みの原因に、
口の大きさは密接に関わっているのです。
※のどの痛みや声のかすれの解決法はこちらもご参考ください。
口の形チェックを習慣づけよう
ボイストレーニングをする際に、
100%と言っていいほど、口の形にはチェックが入ります。
毎回発声をするごとに、
口が開かなくなっていれば、指摘して修正していくのです。
それくらい、口の形は声を出す上で大事です。
逆に言えば、口が開いているだけで、
声の出し方の癖を一つ解決したことになります。
ぜひ発声をするその前に、鏡を見ながら
一度口をチェックする習慣をつけてみてください。
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