【音痴を直して楽しく歌うために! 2つのポイントで自分の音程を知ろう!】

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こんにちは。

堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール アマートムジカ

<歌コース>トレーナーのキャサリンです。

 

「歌うのが苦手」「友達とのカラオケが苦痛」

そう悩む方の主な原因として挙げられるのが、

「大きな声が出ない」「高い音程が出ない」そして、

 

「音程が合わない」です。

 

音痴だと周りに知られるのが辛くて、

マイクを渡されても頑なに拒んでしまい、

場の空気が白けてしまう。

 

飲み会があるたびに辛い思いをされている方に、

今回は「音程を合わせるコツ」をお伝えしたいと思います。

 

 

音痴って一体どういうこと?

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音程が合わないとお悩みの方に、ピアノの音に合わせて声を出していただくと、

よくこんなことを言われます。

 

「ピアノと自分の音程がどう違うかわからない」

「自分がどの音を出しているかわからない」

 

自分の出す声がわからないままでは合わせようがありませんし、

音程が低いと言われても、

どれくらい高くすればいいのか、そもそも高くなっているのかがわかりません。

 

音程を合わせるのに必要なのは

まず、自分で自分の声をよく聞こえるようにすることです。

 

 

自分の声がわかるようになる2つのポイント

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では、自分の声をよく聞こえるようするためのポイントをお伝えします。

 

1.「グググ法」で歌う

以前お伝えしたことのある「グググ法」を使います。

↓↓↓

【たった1分で「音程がよくなる」ボイストレーニング方法とは?】

http://blog.amatomusica.com/archives/119

 

「グ」の音で声を出すことによって、声が副鼻腔により響き、

自分の声を聴きやすくなります。

「グ」が言い辛い人は口を閉じてハミングで歌うのでもOKです。

 

この時、注意する点が一つあります。

顎や舌に緊張が入っていないかを、声を出す前にチェックしてください。

緊張することで口の中の空間が狭くなったり、響きが副鼻腔に伝わらなくなります。

そうすると声質が硬く、響かなくなり、音程がわかり辛い声になります。

 

上顎と下あごは、噛みしめないように指一本分隙間を開けておきます。

舌は上顎にべったりつかないように、

口を閉じた時、舌先が前歯の裏側の付け根にチョンとついている状態から、

声を出し始めてみてください。

顎のもみほぐしで予め緊張を解いておくのも有効です。

↓↓↓

【声がかすれる人にも有効! 声帯の負担を取り除く一日「40秒」でできる二つの方法】

http://blog.amatomusica.com/archives/585

 

2.頬骨付近の筋肉を持ち上げる。

「声はわかるようになったけど、音程合ってないかな?」

と感じる方は、次に頬骨周りに注目しましょう。

 

頬骨付近の筋肉が持ち上がると、ニコッと笑った状態になります。

アマートムジカ ボイス&メンタルトレーニングスクール 東京・大阪・横浜・名古屋

すると口の中の空間が広がったり、出る声が上顎や副鼻腔に当たるようになって、

音程が高く、明るくなります。

 

この時口を横に引っ張らないように気を付けてください。

口が横に広がると、口の中の空間が横につぶれた形になります。

これも、声質が硬くなり、音程がわかり辛い声の原因となります。

 

音程が、想定したところよりいつも低くなるという方は、

頬骨周りが下がっていることが多いです。

声を出す前に鏡を見ながら

「えっへっへっへっへー(´∀`)」

と笑ってみると、気分が和らぎ頬骨周りも上がってきます。

お試しくださいね。

 

 

響きを感じて、身体で覚える

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自分の声が聞こえるように身体を整えたら、

ピアノの音に合わせたり、好きな歌を聴きながら声を出してみましょう。

 

しっかり音を感じられるようになれば、

その音に合わせて声が出るようになり、

正しい音程を身体が覚えられるようになります。

次の飲み会やカラオケ大会に向けて、

今まで歌えなかった歌もぜひ挑戦してみてくださいね。

 

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キャサリン

岡野麻紗子(愛称:キャサリン) 子供の頃から歌が大好きで、歌うことの楽しさを伝えたいとボイストレーナーを目指す。しかし、いざ舞台に立ってみると、思ったように声が出せず悩んでいた。そんな時、堀澤式発声法に出会い、無理なく楽しく歌えることの素晴らしさを体感する。4年前からコーラスグループで活動し、毎年開催されるライブやイベントで、メインボーカルやバックコーラスを務める。2014年には、ブルーノート名古屋、JZBrat東京で堀澤麻衣子のバックコーラスを経験するなど活躍している。

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