【カラオケで人気者になる「ノレる歌い方」!必要なのは「○○で動く」こと】

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こんにちは。アマートムジカ専任講師のキャサリンです。

 

曲の歌いだしや、転調してキーが変わる箇所を歌うのは、

難しいと感じることが多いですよね。

 

その結果、上手くタイミングが合わずに、

いまいち曲にのめりこむことができない。

 

そんな風に悩んだことはありませんか?

 

今回レッスンに来られたHさんは、

友達に

「何かリズム感が違うよね」

と言われることがあり、また、

ほかの人と曲のノリが合わないために、

一緒に盛り上がるのに苦労していたそうです。

 

今回はこの「ノリ」をつかむコツについてお伝えします。

 

ノリをつかむために必要なのは、

「流れの変化」を感じること

 

これに尽きます。では具体的にはどのようにしていけばよいでしょうか?

 

曲に込められたアーティストの想い

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アーティストは、

一つの曲を創り上げる時、

聞く人の心にその曲が響くように、

色々な要素を曲の中に織り込んでいます。

 

その要素を細かく分けていくと、例えば、

 

・歌詞

・音程

・リズム

・強弱

 

といった要素がありますが、

これらを巧みに組み合わせたり、使い分けたりして、

歌をつくっていきます。

 

この歌を作っていく中で大切なことの一つが、

「曲調の変化」です。

 

おそらく、一本調子でずっと同じような内容というのは、

変化に乏しく、つまらないと感じる人が多いでしょう。

 

つまり、変化をつけていく際の方法として、

 

「盛り上がる箇所」と「控えめな箇所」

「タメがある箇所」と「勢いづく箇所」

 

といったように、流れが変化していきますが、

この変化を自分自身で感じられることがいわゆる

「曲にノレる」

ということになります。

 

 

ノリは身体で、身体は水ジャージャーで

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では、どうすれば流れを感じられるのか?

 

これは、

頭で考えて判断しようとしてもうまくいきません

考えすぎて、音程や歌詞に気が向かなくなってしまうでしょう。

 

となれば、身体の出番です。

身体の感覚から経験したことは

脳の深い記憶「潜在意識」に入ります。

その記憶は、一度覚えれば抜け落ちることがありません。

 

「潜在記憶」に関してはこちら

↓↓↓

【なぜ、ボイス&メンタルトレーニングなのか? メンタルを変えるには、先ず●●を変えましょう!】

 

つまり、ノリを感じるには、

「丹田」を中心に、曲に合わせて身体を動かすことです。

 

これにより、曲の強弱や、速さの変化を感じることができます。

動かし方は、

上下に円を描く、もしくは横に8の字を描くと、

動かしやすいです。

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「動きがぎこちなくなる」

「動く場所が丹田からずれる」

アマートムジカ ボイス&メンタルトレーニングスクール 東京・大阪・横浜・名古屋

という方は、身体が緊張し、重心が上がっているのが原因です。

その時は「水ジャージャー」を最初に行っておきましょう。

身体が緩んだ状態で安定し、丹田に重心が定まるので、

動きがスムーズになります。

 

丹田、水ジャージャーについてはこちら

↓↓↓

【あがり症を克服するための方法「水ジャージャー」とは? 話し方を学ぶ前に「丹田」を使いこなす!】

 

冒頭のHさんに最初、好きな歌を歌っていただいたところ、

「1.2.3.4……」とタイミングを取ろうと身構えて

身体が緊張し、身構えているのがわかりました。

 

そこで、まずは歌を聞きながら、

身体でリズムを取る練習をしました。

 

丹田で円を描くイメージで身体を動かし、

合わせて、腕で円を描いて形をイメージしやすくしていきます。

 

盛り上がる所、勢いづくところで、

腕の動きも勢いをつけると、

ぎこちなかった身体が滑らかに動くようになり、

バッチリタイミングが合うようになりました。

 

身体の感覚を忘れないよう、

水ジャージャーのイメージングの復習もして、

Hさんは、晴れ晴れとした顔をされていました。

 

こうなったらしめたものです。

あとは更に曲を聞き込んでいって、曲と自分を合わせていきましょう。

そうすれば自然とリズムが合って、

ノッテきます。そうすればカラオケでもみんなの人気者になれること、

間違いないでしょう。

 

是非、水ジャージャーや丹田を意識した歌い方を試してみてくださいね!

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キャサリン

岡野麻紗子(愛称:キャサリン) 子供の頃から歌が大好きで、歌うことの楽しさを伝えたいとボイストレーナーを目指す。しかし、いざ舞台に立ってみると、思ったように声が出せず悩んでいた。そんな時、堀澤式発声法に出会い、無理なく楽しく歌えることの素晴らしさを体感する。4年前からコーラスグループで活動し、毎年開催されるライブやイベントで、メインボーカルやバックコーラスを務める。2014年には、ブルーノート名古屋、JZBrat東京で堀澤麻衣子のバックコーラスを経験するなど活躍している。

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