【忙しい夏休みでもこれだけはやって欲しい、声が楽に伸びるボイストレーニング法】
こんにちは。堀澤麻衣子ボイス&メンタルトレーニングスクール アマートムジカ
歌コーストレーナーのキャサリンです。
夏休みも後半に入りました。学生の皆さまは、宿題は終わりましたでしょうか?
前回お伝えした通り、
アマートムジカには年齢の垣根なく、様々な方がボイストレーニングにいらっしゃいます。
夏休みは比較的自由に時間を調整できるため、
学生さんもボイストレーニングを行いやすいです。
しかし、「部活や勉強で忙しくて時間が取れない!」
という方もいらっしゃるかと思います。
そこで、頑張っている学生の皆さまに、
「夏休みが忙しくてもできるおすすめのボイトレ」
をご紹介します。
このボイトレを練習して、
ぜひ通る声を思い切り出せるようにしてみてください。
身体の動きで呼吸を掴む「ピッチャースローモーション」
今回お届けするのは、
アマートムジカでお伝えしている発声法の1つである、
「びっくりスローモーション」を応用した、
「ピッチャースローモーション」です。
「びっくりスローモーション」は声を出す上で最も大事な
「呼吸の流れ」を変えて、
常にのどが開いた状態で声を出せるようにするための発声法です。
「ピッチャースローモーション」は、びっくりスローモーションに
「ボールを投げる動作」を加えて発声を行います。
ボールを投げる動作と呼吸の動作を連動させることで、
適切な量、勢い、タイミングで息が吐かれ、のどが開くようになります。
やり方はこちらのページに乗っていますので参考にしてみてください。
ピッチャースローモーションの3つのポイント
「ピッチャースローモーション」を行う上で、
ポイントおよび注意点は以下の3つです。
1.腕を思い切り振りすぎない
ピッチャースローモーションは、
腕の動きが呼吸の流れと対応しています。
振りかぶる動きが「吸う」、投げる動作が「吐く」です
腕は、肘から上が動いていればOKです。
キャッチボールくらいのスピードを想定してください。
ボールを剛速球で投げようとすると、
息を吸う量が多すぎて、身体に力が入ります。
また、勢いも早すぎるため、途中で呼吸の流れが止まります。
呼吸が止まると、のどが閉まり声が出辛くなってしまいます。
腕が痛くならない程度に投げる動作をしてください。
2.口を開けて下準備
呼吸の量、勢い、タイミングが合っても、
口の開きが小さいと、声が口の中でこもってしまい、
響かせることができません。
ボールを振りかぶり、息を吸う時から、口は開けておきましょう。
大きさの目安は指2本分。口をたてに開けて声を出すようにしてください。
3.最初から息をしっかり吐く
最初は「はっ、はっ」と短く切ってOKなので、
声を出す最初の瞬間から息をしっかり吐いてください。
のどの開きは声を出す瞬間の息の量で決まります。
最初からしっかり息が吐けていれば、息の量に合わせてのどが開き、
そのまま安定した音量で長く伸ばせます。
手首のスナップの勢いに合わせて息を吐くと、
タイミングも量もちょうど良くなります。
息の吐き方に慣れたら、
「はっ、はっ、はーーー」と途中で声を伸ばすようにしてみてください。
ピッチャースローモーションは、投げる動作を使うことで、
発声を「身体で覚える」ことができます。
身体に残った感覚は、脳に深く記憶され、忘れにくくなります。
夏休みを利用して、思い切りのびのびと声を出して、
その声で新学期を元気よく迎えてくださいね。
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